2012年12月20日木曜日

京都で響く♪ その①

















音楽の神様『乾闥婆(けんだつば)』




毎年の暮れに京都を訪れることにしています♪


子供のころ大阪に住んでいましたので、京都は学校の社会見学でよく行く機会がありました。

教科書に載っている神社仏閣を訪れることは、勉強の対象でもあったのであまり良い印象ではなかったのです。

今は『音』を感じることを目的に旅をして、多くの気付きを京都が与えてくれています☆

年末に行く理由は、混雑を避ける意味もあるのですが、

一年を振り返り、また次の年の目標を決める時期として相応しいと思って続けています♪



私にとってのいままでの京都の印象は、

日本の古典を守り、時代の文化に触れることができる、 

というようなことでしたが、今では少し違うように見えています。

京都には古いお寺や神社が同じように並んでいるように思えたのですが、

それぞれが興味深い特徴を持っていることに気付いたのです☆

その時代の新しい文化を花咲かせた建物からは、輸入された文化の影響を多く見ることができると感じたのです。

日本の古典というよりは、シルクロード等の終点として国際色豊かな都市に思えてきたのです♪




特に『音』にこだわって関心を寄せても、多くの気付きがあります☆

帝釈天(たいしゃくてん)や阿修羅(あしゅら)と同じ仏教の8神守護者に、

『音楽』の神様である乾闥婆(けんだつば)という神様がいます。

多くのお寺で木像を見ることができますが、 

インドからの直輸入の彼の姿は、大きなピアスを開け、タトゥーを入れ、険しい表情で構えています。

仏様とは程遠いイメージの彼は、香を食べて生きていると言われています。




一方、観音菩薩(かんのんぼさつ)にも『音』の字が使われています。

インドでの語源は『広く、自在に見ることができる』ということらしいのですが、

中国を経て、『観音』という風に解釈されたということです。

すべての人の話声を聴くことができるという意味らしいです。

例え、声に出さなくても、考えるだけでその周波数が聴こえ、『音』となり、観音菩薩に響くそうです♪




『音』には重要な意味があることを教えてくれます☆

私の京都の旅はこのような観察で始まっていきました♪

2012年12月8日土曜日

脳に響く音とは♪ その⑦




『聞きなし』


googleは、キジバトの聞きなしだと言います♪

『聞きなし』とは、動物の鳴き声を覚えやすくするために、人間の言葉に置き換えたものです。


ウグイスの『ホーホケキョ』やホトトギスの『トッキョトカキョク』は有名ですね☆

当然、国によっても聞きなしは異なります♪

犬の『ワンワン』は英語で『バウバウ』だったりします。


ツバメは『土食って,泥食って、しぶーい(ツチクッテ ドロクッテ シブーイ)』

センダイムシクイは『焼酎いっぱいぐいー(ショウチュウイッパイグイーッ)』

覚えやすいものは、笑えるものが多いようです♪




秋の夜長には、昆虫たちが求愛のため草むらでさえずります♪


コオロギは『キリキリキリキリ』

スズムシは『リンリンリン』

クツワムシは『ガチャガチャ』

ウマオイは『スイッチョン』

キリギリスは『チョンギース』


すべてオスの愛の歌です☆






















人間の耳には無理やり?そのように聞こえるらしいのですが、

虫たちはこの音をしっかりと聞きとります♪

虫の音(ね)は電話の電波に乗らないと言われています。

周波数の高い音は、人間の会話を伝えるために必要ではないからです☆




子供の耳は、高い周波数を聴き分けます。

『モスキート音』と言われる、カの羽ばたき音の周波数は、子供にとって嫌な音になります。

これを用いて、万引き防止をしているお店もあるそうです♪



マツムシは『チンチロリン』といわれますが、

『チッチリン』とも鳴きます♪

子供達には、『ピッピリン』と聞こえるようです。




秋の夜長に鳴く虫は、人間にとって心地よい音にしか響きません♪

彼らが聞くと、警戒音やなわばり主張の音のように、心地悪い音にもなるときがあるのでしょう。


求愛の歌はまた、優しく響き、伝わるのでしょう



 夏のセミもオスの愛の歌です♪


オスは危険の察知からラブソングまで、その声を響かせ・・・

メスは危険の察知からラブソングまで、その耳を澄まします☆


2012年11月25日日曜日

脳に響く音とは♪ その⑥















バレエ『白鳥の湖』のお話です♪

『眠れる森の美女』『くるみ割り人形』と共に3大バレエと言われています。

チャイコフスキーはバレエのためにこの楽曲を創りました。

ダンスのために作曲することは、音楽本来の目的であると私は思っています☆

バレエから多く刺激を受けています♪




ダンスと音楽、視覚と聴覚、で聴く舞台音楽は、脳で音楽を聴いているということがよくわかります☆

脳で聴く音楽には可能性があります♪



私たちは妄想を抱き、可能性を信じ、想像することができます。

進化した人間の脳がそのように働くからでしょう♪




『白鳥の湖』は演目が有名なだけに、バレエを代表する見どころが沢山あります。


音楽では、オーボエがソロで主旋律を吹く『情景』(第2幕・第10曲等)を聴いたことがない人はいないでしょう。

演出では、性格が異なるオデット(白鳥)とオディール(黒鳥)を同じバレリーナが演じることに話題が集まります。

振り付けでは、黒鳥の32回転スピン(フェッテ)が高い技術レベルが要求されていると言われています。



舞台を見る前の私は、少なからずこのような知識から脳が妄想を抱き、期待感を創りました♪

また、映画『ブラック・スワン』をバレエを見るために鑑賞しました♪

ここでは、舞台セットや衣装、メイクの素晴らしさにも可能性を感じたのです☆

さらに王子が黒鳥に誤って告白し、それに気付いた絶望の瞬間の演技・演出にも期待感を感じました♪

どのように舞台では演出されるのか楽しみでした。























東京バレエ団の『白鳥の湖』は圧巻でした♪



バレエには、歌詞や台詞がありません。

音楽で、情景や状況を創り出します。

それ故、想像力が働き、舞台に集中できるような気がしたのです☆



『情景』の有名な旋律は、異なるパートで数回演奏されていましたが、

白鳥を黒鳥に変身させた悪魔が登場する時に流れる音楽でした。

『悪魔』の情景・状況を表現していたのですが、これ以上にない素晴らしい楽曲だと感じました♪


幕間開け後に、音楽なしで王子が登場し、ステップを踏んで2,3の動きがあった後で大きくジャンプする場面では、

舞台に着地した瞬間、指揮棒が動き、音楽が始まりました。

このようなシーンが何回かあることに気付き、

指揮者はダンサーをも見て『音』をコントロールしていることが分かりました♪

カーテンコールでは、王子、白鳥の両主役と振付師が登場して挨拶をするのですが、今回は指揮者も加わり、

舞台を演出した4人の主役に拍手が集まりました。




『脳』で聴く『音楽』には、大きな可能性を感じます☆

私は、『白鳥の湖』を観て、バレエの創作曲を創ることに決めました♪




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前回、クラシックバレエ『ドンキホーテ』にインスパイアされて創作した、だっぷ☆サウンドです♪

プロローグを含む6幕の世界観を、ロックでイマジネイトした作品となります。

第1幕第2場 『strong wind has risen』 をYoutubeにて試聴できます♪



2012年11月15日木曜日

脳に響く音とは♪ その⑤
















ローマ神話の曙の女神アウロラは、知性の光、創造性の光を放っていると言われています♪

太陽神ヘリオスの先陣を切って天を渡っているさまは、

極地で見られるオーロラの由来となったことがよくわかります☆



オーロラは「太陽風」と呼ばれるプラズマ粒子の流れが地球磁場と緩衝して、

大気中の粒子と衝突するときに輝くとされています。

その光は、酸素や窒素の高いエネルギーによって色が決まるそうです♪

美しい自然の壮大なエネルギーをいつか現地で感じてみたいです☆




このオーロラには音 (auroral sound) があると言われています♪

多くの人が同時に聞いたこともあれば、隣同士にいて一方にしか聞こえなかったこともあるらしいのです。

また、強いオーロラが出ても何も聞こえないこともあるとのことです。




多くの体験者はこの音がその眼に見えるオーロラの動きと同調して変化すると主張していて

そのことが、観察や録音等の研究によって確認されています。


オーロラが網膜の広い範囲を同期して刺激することで視覚情報が聴覚へと漏れだす

共感覚的現象ではないかとも言われています☆




金星や木星、土星でもオーロラ現象は見られるそうです。

地球と違う大気の中でも、オーロラは響き渡ります♪

オーロラ音楽は、空気を通じることなく、聴覚へと刺激を運び『音』を伝えます☆




耳には聴こえない『音』が脳を揺らし、『音』を伝えるのでしょう♪

『音楽』には可聴範囲で聴こえる『音』を超えたメッセージがここにもあると思っています♪

2012年11月8日木曜日

脳に響く音とは♪ その④
















新月の近くでは、夜空の星がきれいに見えます☆

見えない月には存在感があります♪



人間は完璧なものに目がいかないということを聞いたことがあります。

自分の欠点が気になったりするものです。


アップルコンピューターのロゴマークはそんな人間心理を利用して、

かじられたリンゴになっています。

見えない部分に存在感を感じるからでしょう☆




『音楽』はどうでしょうか?

人間の可聴範囲は他の動物とは違う周波数を持っています。

コウモリが真っ暗な洞窟で自由に飛行できるのは、洞窟に『音』を響かせて反射する音を聞き、その距離を認識すると言われています。

イルカは高い周波数の『音』を聞きとる能力があり、遮られた壁の向こう側の景色さえも見ることができます。

彼らは他のイルカや魚等を確認するだけではなく、相手の内臓の位置をも確認できると言われています♪



哺乳類の頂点で進化している人間は、その機能が必要な『音』にだけに反応するようになったのでしょう。

しかし、私たちは聴こえない『音』に響くことがあります♪



ライブ音楽を聞いていると、低音の聴こえない音が振動にかわり、耳に入る『音』とは異なった感覚を体験することができます。

これらが、ライブの臨場感を表しています☆


CDなどで録音した音は、データーの圧縮のため高音や低音の聴こえない周波数はカットの対象になり、

スピーカー等の再生機器の限界を含め、現場の『音』が正しく届かないのは事実です。

また、MP3などの圧縮技術がデータ量をさらに軽くすることによって、世界中のコンピューターを通じて『音楽』が広がって行きます。

『音楽』もファッションや流行になることができるツールとなり、消耗品として扱われる商品にもなりました。



見えない月は視覚では捉えることはできませんが、重力として存在しているので引力は変わらず海を引っ張り、満ち引きを起こしています。

私たちの体液や血液をも引っ張り続けていることでしょう♪




『音楽』にも、聴こえないけれど伝わるエネルギーがあると思っています♪

歌詞のない『音』にメッセージが吹き込まれているように・・・




この感覚が、言葉のもつ役割と違った意味があるのではと考えています♪

かじられたリンゴの部分を見ることで、完ぺきなリンゴの形を想像できるように、

『音』にメッセージを含めていくことができればと思います♪

2012年11月2日金曜日

脳に響く音とは♪ その③























人間の脳は体重の2%しかないのに、20%の酸素を消費しています。

シナプスと言われる神経を伝達する細胞が100兆個もある巨大なネットワークは、

地球上の進化の結晶であり、宇宙で一番複雑とも言われています♪



知覚を認識する側頭葉は、脳の30%を占めるもっとも大きな組織です。

空間における音源の位置や音程を特定するように働きかけ、

それぞれの周波数に対して反応する完全な周波数マップを持っていると言われます。

また、倍音(添付画像の波長を持つそれぞれの音)に対して興奮することも分かっています。

なんて素晴らしい機能があるのでしょうか?




脳にその機能があるからこそ、古代の弦楽器から近世のピアノに至るまで倍音を基本に作られたのでしょう♪

心地よい響きを聴き分け、記憶し、『音』を再現することを可能にしました☆




人間だけが発達している前頭葉にもヒントがかくされています。

思いやりや自己犠牲の人間らしい感情を生むこの組織は、本能を超えた高級な愛を創り出します♪

愛情ある接し方が幼児期に反映されるのも前頭葉の働きです。

その子の恋愛に影響されるとも言われています。


芸術や思想を創り出す大切な思考は、命をつなぐ自律神経とは異なった場所で働きかけます。

クロマニヨン人は原人の中でも前頭葉が厚く、ラスコーの洞窟で発見された絵には芸術性が確認されています。

きっと、『音楽』に対しても興味を持ったに違いありません☆


















これらはドーパミンという物質に影響されると言われています。

ドーパミンは大脳基底核という神経の集合体へ働きかけ、脈絡のない言葉を発したり、芸術的な思考も左右します。

このあいまいで無意味な働きが、人間の不完全さを創り出し、また唯一の発想を生みだすのでしょう☆

私たちは妄想を抱き、可能性を信じ、想像することができます。


無意識で『音』と触れ合うことができる能力と、

不完全であいまいな脳の働きが『音楽』を創り出しているのかもしれません☆



そして永遠にどこまでも問い続けるのでしょう♪

2012年10月23日火曜日

脳に響く音とは♪ その②

















オーケストラをコントロールすることは、究極の人間関係・究極の経営と言われています☆


彼はプロの指揮者になってからも、オーケストラを統率するためにいろんな工夫をしました。

彼らとの信頼関係を得ることが最も重要な仕事であると判断したからです☆

彼らは楽器演奏のプロなので、もちろんプライドが高くて当然です。

指示や命令では動かず、その仕事の中で見せるというプライドを受け止める必要があったのです♪



オーケストラの演奏を指揮するために、指揮者の言葉で彼らの感情を左右することは難しいのです。

また、ひとりからの質問に対してひとつの答えを返しても、全体を見ることや場をまとめることから

遠ざかっていきます。




これが正しいという考えはおかしい、と気付いたのです☆

また、正しいことでも正しいと言ってはいけないと考えたのです♪

質問に対しては、どう思うかを聴きだすことが大切だということです☆



彼らの考え方に対してどんなことでも受け止め、プロの彼らにまかせることを信頼するのです。

彼らに対しては、気付くチャンスを増やすことが大切だと感じたのです。

余計なひと言で腹を立てさせたりして、気付くことを邪魔することなく・・・

その気付きに本気で彼らは動きます☆



演奏のミスに対しても、指摘をする必要はありません。

なぜなら、彼らはプロなのでそんなことは分かっているのです。

全体への不信感を作ってしまうことにもなるからでしょう☆


アイコンタクトでその人だけにサインを送ることを覚えたのです。


相手を励まし、自尊心を傷つけない・・・

信頼は自分から創り出すものだと彼は言います♪




『いい悪いはモノサシによって変わる、

 モノサシが変わればいい悪いも変わる』



そして、彼がオーケストラに伝える究極の言葉は、



『指揮をよく見てください』




『音』が出る前に響く『音』です♪



2012年10月9日火曜日

脳に響く音とは♪ その①




















プロの世界では、『音』の響きとは違った響きもあります♪

オーケストラの指揮方法は、組織をコントロールすることで、究極の人間関係、究極の経営と言われています☆



プロの指揮者になるためにテストに挑戦したある人の講演を聴きに行ったことがあります。

その方は、ある企業のコーラス部を指揮していました。

しかし、プロのオーケストラと素人のコーラスでは大きな違いがあります。

プロの指揮者になる人達は、有名音楽大学出身であったり、

ピアノやバイオリンの第一人者であったりすることが一般的だそうです。

彼は理系の技術者でしたので、面接時に受かるわけがないと言われていたのです。




指揮のテストでは実際のオーケストラを使って審査員の前でパーフォーマンスをすることでした。

彼は一番最後で、心配そうに順番を待っていました。

最初の受験者が舞台へと進みます。

その受験者は審査員とオーケストラに自己紹介をして、課題曲の説明と感情表現の解釈を述べてから指揮棒を上げました。

するとおかしなことにオーケストラは楽器を上げないで待っていました。

コンサートマスター(通常はバイオリンのリーダーで、指揮者の一番近くにいる人)が楽器を上げないと

全体の演奏は始まりません。


彼は、コンサートマスターと何度もアイコンタクトをとりましたが、楽器を持ちあげてくれず時間が過ぎていきます。

当然、音が響かないので演奏が始まらないうちに失格となったのです。




その次の受験者が舞台に登場します。

彼も同じように、自己紹介、作品紹介を行い、指揮棒をかざしました。


しかし、コンサートマスターはここでも楽器を上げなかったのです。

素人コーラスの指揮者出身の彼は最終受験者であったので、何が起きているのか分からず待っていました。



そして彼の順番がやってきました♪

今までの受験者がすべて失格で演奏すらできなかった後、どうやって舞台に向かうのか分かりませんでした。



そこで彼はこう思ったのです。

どうせ失格なら、自分がやりたいようにやってやろうと・・・



彼は、課題曲『ウィーンの森』の暗い雰囲気のまま舞台へと進み、挨拶することなく指揮棒を上げたのです♪

すると、コンサートマスターがバイオリンを上げて、オーケストラ全体が楽器を上げたのです☆


彼は、何が起こったのか分かりませんでしたが、気持ち良い反応に演奏を続け、

『音』の感情表現を自分の思い通りにコントロールしたのです♪



この日の合格者は彼ひとりでした。



彼は言います。


『指揮者は表現・表情・生き様で指揮をする』 と・・・

自己紹介や表現意図の説明は、必要なかったのです☆

オーケストラは彼の表情や態度でそれを感じ、彼の指揮棒で『音』を響かせます♪

指揮者は指揮台に乗る前から態度を決めておかなければ、オーケストラに響かないのです☆


信頼させなければ、信頼が帰ってくることはないのです。

『音』が出る前に響く『音』がここにはあります☆

彼の貴重なお話は、プロの指揮者になってからも続きます♪


その②へ続く

2012年9月30日日曜日

だっぷ☆ masic♪ その⑦ 『Kainalu Angel』

『Kainalu Angel (for Kainalu)』 - DAP



『Kainalu Angel』(カイナル・エンジェル)作品意図


パワーストーンアーティストの南波国敏氏が創る天然石のブレスレットは、

アクセサリーの華やかさがあります。

ブランド名は『Kainalu(カイナル)』といいます。




Kainaluのブランドメッセージは以下の通りです。

『世界にたったひとつ、
 
 あなただけのパワーストーンアクセサリーを創ります。

 Kainalu(カイナル)とはハワイ語で『波』を意味します。
 
 地球内部で悠久の時を経て造られる天然石を身に着けて、宇宙の波動を感じてみませんか?』





















天然石の素材は水晶や石英を中心としてできています。

光が進入した時に反射や屈折を繰り返します。

複雑で変化に富んだ色の輝きを楽しむことができます。


ガラス質の透明感と、予想できない光の変化は、

まるで『天使』を封じ込めているかのようです。

そこでこの曲を『Kainalu Angel(カイナル・エンジェル)』と名付けて創りました♪





太古の地球が冷えて固まってできた天然石。

私たちも太古の地球の物質からできているので、同じ周波数で共鳴すると言われています。

身につけることで、『天使』は私たちの想いに『共鳴』してくれるでしょう☆





もうひとつ、カイナル『波』に含まれる意味を伝えたいと思っています。

私のブログのテーマは、『音』は『波』で響く、ことを伝えています。

HPも『だっぷ☆の響き』というタイトルになっています。

『波』は離れた場所にメッセージを伝えてくれます。

以下はこのブログで『波』について表現したことを抜粋したものです。




月の光は『波』で届きます。月の表面が動いていないことを教えてくれます。

太陽の熱は『波』で届きます。地面を海面より早く温めてくれることを教えてくれます。

地震は『波』で伝わります。液体部で屈折をするので、地球の内部が液体で出来ていることを教えてくれます。

宇宙彼方の星の光は『波』で地球に届きます。ドプラー効果で赤っぽく見えるので、宇宙の広がる速度を教えてくれます。

クジラの歌は『波』で海中を進みます。圧力と温度の安定したサウンドチャンネルで遠くまで伝わります。

脳の信号は『波』で刺激を与えます。共鳴により離れていても同じことを感じることがあります。

カタバミの花は・・・





この世界は『波』で出来ていると言われています。

天然石の持つ振動数は、8Hzの地球と共鳴します。

『波』で伝わるこの自然現象を太古の人たちは知っていました。



DAPの仕事も『Kainalu』と同じです。

人に、そして生物に響く・・・

そんな『音』の仕事が、DAPの目的です♪


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kainaluの商品はこちらから見れます↓
http://happylife.juno.bindsite.jp/

アーティスト 南波国敏氏のブログはこちらです↓
http://ameblo.jp/kainalu7659/


2012年9月19日水曜日

だっぷ☆ masic♪ その⑥
















piano etude の 楽曲『polaris(ポラリス)』に贈っていただいた作品です♪

『ポラリス』は現在の北極星です☆

地球の歳差運動により、24,000年の周期で北極星が時代によって変わっていきます。

気まぐれな妖精が『ポラリス』と一緒に北極星を去っていく様子が表現されています♪

また、『ポラリス』は3連星でもあります。



作品には、『polaris』や『DAP』の文字がデザインされています☆

星から飛びだしている音符のマークも素敵です音譜


designed by yuka



『もうひとつのだっぷ☆マジック』では、作品集を見ることができます。

http://fotologue.jp/#dap-style/folder/14308955



アルバムのジャケットにも使わせていただきました。

http://monstar.fm/album/11666/



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DAP作曲のクラシックピアノ小曲第一弾です♪
こぐま座の2等星『polaris(ポラリス)』がテーマになっています☆
今世紀の北極星は『ポラリス』です☆
この時代を生きていることを後世に伝えます♪

2012年9月3日月曜日

だっぷ☆ masic♪ その⑤





















切り絵アートです。

私はこれを見て、次のPVに向けて新しい作品を作っていただきたいとお願いをしました。



『 i 』 

この作品には、藍・哀・愛  の意味があります♪

作品のタイトルは 『 i 』 

水の妖精にも見える女神のまわりに、

たくさんのファンタジーが生まれています☆



この作品にも、アーティストyukaのイニシャルのYが入っています♪

さがしてみて下さいね☆

designed by yuka

2012年8月26日日曜日

だっぷ☆ masic♪ その④

















ちょうど天体の楽曲を書いていた時でした。

偶然、『宙(そら)』の文字に出会いました♪

友人の友達が書道をしていると聞き、

どんな作品かを尋ねた時、

この文字を見せてもらったのです☆




左側の運筆は、彗星をデザインしたと言います♪

ダイナミックでかつ繊細なこの文字にひと目惚れしたのです☆




書芸と言われるこの作品は、自宅のスタジオに飾られています。

『宇宙』の無限が、音楽を含めすべての可能性を示していると思っています☆




ありがとうございます♪




天体の楽曲『AIGA LIGHT ~愛河~』はこちらです↓

2012年8月17日金曜日

だっぷ☆ masic♪ その③






















だっぷ☆ノート



『だっぷ☆ノート』とは?

その商品にどのような思い入れがあるかを相手に尋ねることから作曲が始まります♪

ブランドを『音』にするときには、イメージを描く必要があります☆

頭を白紙にした状態で、相手の言葉に耳を傾けます。



作曲ノートに、彼から伝わってくる言葉や、直感で響く言葉・絵が描かれていきます☆

自然にエネルギーの高い言葉が生まれてきます♪

作曲ノートの落書きと、関連する画像は、作曲の80%といってもよいでしょう☆

『音』が降りてくるためにはこの80%の仕事が私にとっては重要になります。

まさに楽譜です♪




公式だっぷ☆HPもの素案も『だっぷ☆ノート』から作りました♪

デザイナーさんへ伝わり、素晴らしいHPが出来ました☆

8月で1周年を迎えました♪

ありがとうございます☆

このHPは大宇宙がモチーフになっていて、

七夕の時期に開設されました☆



今年の8月24日は旧暦の七夕の日です♪

ライトダウンを呼び掛け、織姫と彦星の愛の物語を演出しようとしています☆

 だっぷ☆の『愛』もHPから響くことを願っています♪


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DAPの公式HPが2011年8月7日に開設されました。
この日は正式の七夕の日です。宇宙に響く、だっぷ☆ミュージックにふさわしい内容となっています。
楽曲は七夕の神話をモチーフにした『harmony』の序章をPV用にアレンジをしたものです♪ 宇宙を舞台に『愛』を表現しています☆
だっぷ☆のHP『DAP STYLE ~だっぷ☆の響き』はこちらです↓
http://www.dap-style.com

2012年8月12日日曜日

だっぷ☆ masic♪ その②




夢をかなえる宝地図、という言葉を聞いたことがあります。

欲しいものや実現したいことのイメージの写真をさがし、

それをコルクボードに貼って、毎日見えるところに飾るというものです。



人間はイメージする力があり、それを現実のように受け止め、感情表現をすることができます。

怖い夢を見てドキドキしたり、過去の出来事を思い出してワクワクしたり、

現実ではなくても、体験しているような感情になれる証拠だと思っています☆



一方で、人は完ぺきなものに目がいきにくいと言われています。

自分の欠点ばかりが気になり、それ以外の完璧な部分には目がいかないそうです。

『高めのボールに手を出すな!』と言われたら、

状況をイメージして、高めのボールについ手が出てしまうことがあります。

実は、『低めのボールを打て!』と言うことなのです♪



イメージを変えることで、感情を良い方向に変えることができるのでしょう☆



私の部屋にも、完璧な部分に目をやるために、『夢地図』というものがあります♪


中央に私の写真を置いて、そこから『アーティスト』の目標へ分岐して写真を並べています☆

2015年のハワイでの生活も分岐して写真を並べています☆


コルクボードの周囲には、楽しく過ごした仲間の写真を飾って、ワクワクする感情を思い出させています♪



私には、本当に欲しいものがあります。

今も、手に入れ続けています♪


『愛』はそれを叶えてくれると思っています☆

『アーティスト』として『愛』を表現する理由のひとつかもしれません♪



私の夢は、

100%の自分を表現して、毎日気分良く過ごすことです♪



コルクボードの写真も増えていき、ハートの形へと進化していきます♪

2012年8月4日土曜日

だっぷ☆ masic♪ その①







HP 『DAP STYLE ~だっぷ☆の響き~』を開設して、1年がたちました♪

ご愛読いただき、ありがとうございます☆









一昨年、海洋性ほ乳類の展示会に参加した時にシロナガスクジラの原寸の骨格を見てインスピレーションされた楽曲がオープニングテーマになりました♪

生物多様の重要性を海の哺乳類に教えられました☆

そして、知的音楽の先駆者として尊敬するクジラに対して作った曲でもあります♪

ギターの音色は彼らの鳴き声を表現しました☆


『鳴き声』は『泣き声』に聴こえることもあるのでしょうか?

そんなメッセージを歌っています♪


ブログでも、自然科学をベースに『愛』を表現してきました☆

これからも、伝え続けていきたいと思っています♪









2012年7月30日月曜日

響く音の自然科学♪ その⑪















春がすぎ、生き物たちの夏がやってきています。

アサガオやヒマワリが咲いてます。

そしてチョウやハチ、アブが涼しい朝に、花から花へと花粉を運びます。

鳥たちは、昆虫をさがして、朝早くからきれいな鳴き声を出して空を飛びまわります。

春に、遠く南の国から渡ってくる鳥たちもいます♪




カッコウやホトトギスも南の国から日本にやってきます。

遠く旅をして、餌を求め、子育てをしにくる渡り鳥の中で、彼らはとても不思議な行動をとります。

カッコウはホオジロやモズ等、他の鳥の巣に卵を生むのです。

巣の持ち主のヒナより早く生まれ、巣の持ち主の卵やヒナを外に放り出してしまうのです。

そして自分だけを育てさせる工夫をします。

『托卵(たくらん)』と呼ばれる戦略的な子育てと呼ばれています。




渡り鳥は、長旅でずいぶんとエネルギーを使い、体温の調節がうまくいかなくなると聞きます。

より体温が安定した他の鳥に育ててもらう知恵が生まれてきたのでしょう♪

カッコウは、その鳥の卵に模様を似せるなど、見破られないようにするための能力も発達させたのです☆





ツバメは3月に渡ってきて、民家の軒先等に先ず巣をつくり、

春に出てくる昆虫を餌に子育ての準備をします。

春の訪れの風物詩です♪




カッコウは、他の鳥の巣作りが終わる5月ころにやってきます。

大陸を移動した疲れた体で巣作りをすることはなく、他の鳥の巣をさがして卵を生みます。

ひな鳥は、巣の持ち主のひなの鳴き声を覚え、巣の持ち主から餌をもらいます。

ヒナの大きさは、持ち主よりも大きいこともあります。

しかし、持ち主はわが子と思い育てあげます。





何万年もかけて生みだされたアイデアは、苦手な子育てを克服し、

同時に世界を渡り、心地よい環境での生活を獲得したのです♪

そしてそれは、他の鳥の鳴き声をまねることで、実現します☆

『音』は、生物をその気にさせるのです♪

歌い、そして鳴くのが得意な鳥たちが、

その技術を生かし、生活環境を作っていきます☆




美声で有名なウグイスの巣には、ホトトギスが『托卵(たくらん)』します。

よほどきれいな声で鳴かないと、だませそうにありませんね☆




カッコウやホトトギスが出したアイデアは、

私にとって、世界を渡るためのヒントがあるかもしれません♪

2012年7月21日土曜日

響く音の自然科学♪ その⑩





久しぶりに雨の音を聴きました♪

長く、激しく降る雨の音は大きく響きました。

周りの音がかき消され、むしろ静かにさえ思うほどでした。

意識がその音に集中するからでしょう☆




満月の日に、しばらく月を眺めていました♪

目を閉じると、網膜に残った残像で、月を楽しむことができました。

意外と小さく見える残像は、存在感があります。

意識がその光に集中するからでしょう♪





私たちの耳に心地よいと響く音は、人によって異なるかもしれません。

好きな音楽があるのも理由のひとつかもしれません。

好きな音楽は意識を集中させて音を聴くことができるからでしょう☆



静かに目を閉じ、周りの音を遮断して、頭の中の空間に集中しているとき、

脳の中から音が出てきます。

この音に耳を傾け、気分が良くなる時があります♪

私の中から生まれる音楽は、このように現れます☆

意識を集中させる環境を創ることが大切だと感じています♪





音は、伝わる媒介物質がないと響きません。 私たちの周りでは、空気がそれにあたります。

科学的に『音』は、 強弱・高低・音色の3要素で決まります。

決まった音は、波として空気を伝わります。

空気の質が変われば、違う音に響くでしょう。

暖かい空気、冷たい空気、大気圧の状況でも音は変化します。

環境によって生まれる『音』も変わってくるでしょう☆



奇跡的に進化した私たちの耳に聴こえる音・・・


いろんな条件が重なって、 目的があって、 生まれてくるのでしょう♪



雨の音を楽しみました♪



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 特にテーマを設定することなく、ひとつの音が次の音を選んでいくように自然と湧き出る感覚に身を任せて創っていく・・・
【コラージュ・サウンド】と名付けて100曲マラソンをスタートしました。
それゆえ、多くの手直しをせず、次の作品へと移行することで、『何か』を探し求めていく意図を感じています。
曲名は作曲した順番で管理ナンバーを付けています。
楽曲の素材はDTMですが、多くの音色を使わず、音色が持っている役割を引き出せたら・・・と思っています。
今回、8番目に作った曲、dap-008をピックUPしました☆

  http://www.youtube.com/watch?v=AcddlQgJFPs

2012年7月5日木曜日

響く音の自然科学♪ その⑨


















天然石その②



地球の固有振動数が天然石に宿っているお話を前回させていただきました♪

地殻内に閉じ込められた石は、光を浴びることなく暗闇で時間をかけて地表に到達します。

天然石は、ガラスと同じ成分を含むため、加工して仕上げることで美しく輝きます。

光を閉じ込め、いろんな角度で反射します☆

暗闇で数千万年もその性質を維持し続けるのです♪




音楽も数千万年前からあったような気がします☆

恐竜や鳥たちが鳴き、虫たちが歌い、またそれを聴いていたことでしょう♪

動物たちの愛のメッセージが歴史を繰り返し淘汰されて、人間が生まれました☆

私たちの脳には、完全な周波数のマップが側頭葉にあると言われています。

ほとんどの楽器がこの周波数をとらえて音楽を創り出します。

この周波数の一致は奇跡ではなく、自然界に左右されたと言っても良いでしょう☆




楽器の音程は、自然界の周波数と調和しているので、ホワイトノイズと言われる工業化された

副産物の音とは違い、浄化される音なのかもしれません♪



ブルガリアンボイスは、植物の豊作を祈って、植物に対して歌います♪

ヤギ追いのホーミーの歌でヤギは涙を流すと言われています♪

遠く昔の人々は、音楽を浄化そのものに使っていたのでしょう☆



『リズム』も周波数を持ち、『ダンス』を誘導します。

体液が響き、それに合わせて体を動かすことで、私たちは浄化されることでしょう♪



地球には『空気』と『水』があり、『音』が響きます☆

『空気』と『水』があるから、『音楽』があるのでしょう♪


素敵な『音』を響かせようとすることができるからです☆


宇宙の惑星は、地球と異なった『空気』を持っていることでしょう。

そこでも『空気』があれば『音』は響きます♪

周波数が異なればその『音楽』は私たちのものとは違うでしょう。

しかし、そこに『音』があるならば、『愛』を伝えることで『音楽』が生まれたことは、同じかもしれません☆




『天然石』は地球の一部です。周波数は地球と同じく悠久に変わることはありません♪

『音楽』の周波数は『愛』の周波数から生まれ、同じく悠久に変わることはないでしょう☆


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パワーストーンアーティスト南波国敏氏のブランド、Kainalu(カイナル)の作品集PV用の楽曲です。
天然石の持つ輝きを『天使』にたとえ創作しました。
ガラス質の透明感と、ナチュラルな輝きを音で表現しています。
PVでは彼の作品集が見れます。

『kainalu angel』

2012年6月30日土曜日

響く音の自然科学♪ その⑧













天然石 その①



天然石はパワーストーンと呼ばれ、身につけることで不思議な力があるのを古代から人は知っていました♪


美しい天然石は、ゆっくりとマグマが冷えて固まった岩石なので、

マグマと地殻プレートの間で固まり始め、何千万年の悠久の時間を経て地上に移動してきます。

その天然石は地球の固有振動数8Hz と共鳴すると言われています。

その9オクターブ上の4096Hzがパワーストーンの浄化周波数と言われ、音叉を使って『音』の響きで

浄化させることができるのです☆



地殻や土の主要成分である二酸化ケイ素は、水晶の主要成分でもあります。

水晶の固有振動数は32.768 kHzであり、その3オクターブ下の浄化周波数4096Hzとも共鳴します♪



『天然石は地球と共鳴する』

太古の地球からのメッセージかもしれません☆




一方では、地球の固有振動数と共鳴しながら、私たち生物は進化してきました♪

その周波数を感じることは、生命本来の基本周波数と共鳴することになるので、

安心感を感じることができるのかもしれません♪




現代は、異常なほど様々な周波数であふれています。

東京は50Hzの電気周波数に加え、電波や電磁波等の作られたノイズに支配されています。

これらのホワイトノイズを浄化することは、本来の人間が持っている周波数に回帰することでもあるのでしょう。

森林浴や海辺にいると、私たちは浄化された気分になれます♪

自然が持っている本来の周波数に触れるからかも知れません☆



『音楽』にも、このような浄化作用があるのではないでしょうか♪


その②に続く

2012年6月17日日曜日

響く音の自然科学♪ その⑦

















私たちにもっとも身近な音は、心音でしょう♪

心臓は成人で1分に70回程度の脈を打ち、私たちは生まれる前からその音を聴いています。

一生で20億回以上も響く打楽器に、落ち着いて耳を傾ける経験はないでしょう。

その響きは、加減を自由にコントロールすることができず、生命を維持するための交感神経という

自律神経から指示が出ています。


心臓は総延長10万Kmの血管に血液を通して、酸素や栄養物を送り、老廃物や二酸化炭素を運び出します。

体を動かした時はエネルギーを必要とするので、より心拍数は上がります。

睡眠中はエネルギーが最小限なので、より心拍数は下がります。

これらは、ありがたい変化でしょう☆



しかし、この熱心な働きはあることで変化します♪


例えば、好きな人のことを考えた時、心拍数が上がります☆



心拍は感情のバロメーターとしてネガティブなイメージがつきまといます。

恐怖や不安・喜びや怒り・嫉妬や執着などで変化するメカニズムは、今日にいたっても研究対象になっています。



一方で、音楽を創作するとき、何かに夢中になっていると曲が降りてこない時があります。

また、ふっと脳が休んだ時に降りてくることもあります♪

世界中の有名な恋の歌も、興奮している時には降りてこなかったのではないかと考えています☆

脳が興奮を記憶し、のちにその愛のメッセージが素敵な曲になると思っています♪

興奮を落ち着かせるためにむしろドラッグ等の刺激を必要とするのかもしれません☆



『能楽』の『堂上寺』という有名な話の中で、

ある娘が僧に失恋し、身を投げて死んでしまいます。

生前果たせなかった思いを寄せる死者を演じる役者は、舞台でゆっくりとしか動かないのにも関わらず、

鐘の中で蛇に変身するシーンで心拍数が200以上にもなります☆

仮面の表情は当然変わることはありませんが、汗は出てきます。

『能楽』の役者の感情移入が、心拍数を上げるのでしょう♪



恋愛の心拍数は、感情に共鳴して動いていることは確かです♪

感情の心拍数が上がったことで、脳はそれを記憶し、私たちに創作意欲を駆り立たたせるのかもしれません☆



そしてその『音楽』を聴くことで感情は再現されるのでしょう♪

単調な心拍のリズムが揺れるほど良い作品ができるのではないでしょうか☆

2012年6月10日日曜日

響く音の自然科学♪ その⑥

















宇宙にはリズムがあり、それを感じることができる能力を私たちも持っていると思っています♪

自然の中で進化してきた私たちは、感じることの敏感さを失ってきているのかもしれません☆



宇宙の物理は、月が海を引っ張り、波を創り、音を響かせます♪

このリズムを感じて、生命は進化していきました。


サンゴは驚くほど正確にこのリズムを感知します。

彼らの一斉産卵は、みごとに同時に始まります。

月齢を読み、春の微妙な水温の変化を感じることができると言われています。

世界最大のサンゴ礁のグレートバリアリーフでは、1000Kmにもわたって海を産卵で染めます♪



クリスマス島のクリスマスアカガニの同時産卵も圧巻です。

泳げない彼らは、波間に産卵し、1か月後の孵化の時期には必ず小潮となり、子供が陸に戻ってきます。



ヒメウミガメは単独で大洋を回遊しているにも関わらず、同時に特定の場所で産卵します。



月は、哺乳類の血液をも引っ張り、月経を導きます。

宇宙の自然のリズムは、意思ではコントロールするこはできないリズムを生みだしているのでしょう☆



1/fの揺らぎが体に心地よさを与えてくれることをよく聞きます。

変化の量が大きいほど時間がかかるというこの自然法則は、風や波の音に当てはまります。

宇宙が私たちの体液をも引っ張り、このリズムを創り出しています。

自然の揺らぎを感じて音楽は生まれてくるのかもしれません☆



サンゴは微妙な水温の変化を感じることができるので、

地球温暖化により、白化してしまうことが最近問題になっています。


悠久にリズムを楽しんでいたサンゴが、急激な変化にリズムが狂い、環境を変化させます。

不自然なリズムでダンスを踊ることはできないのでしょう。



自然のリズムを感じ、

宇宙の大切なメッセージを受け入れ、音を響かせていきたいです♪

2012年6月4日月曜日

響く音の自然科学♪ その⑤
















貝殻に耳をあてると、血液の流れる音が貝殻に反射して静かな音が聴こえます。

深海のような音だと言う人もいます♪



深海は、とてつもない圧力と光のない世界。

4000mの深海では、400度の水でも沸騰しないと言われています。

有機物も少なく、そこは生命を寄せ付けない世界です。

この場所に『音』は存在するのでしょうか?




深海の生命は、『生きるために見つからずに相手を見つける』という進化をしています。

クシクラゲは赤い光を発光することで、赤い魚を見つけることができます。

赤い光は遠くまで届かないため、敵に見つかりにくいと言われています。

巨大なウミホタルのギガントキプリスは最も高度な目を持つ魚です。

遠くの少しの明かりにも反応して、餌をさがします。

アンコウは光を発光して、集まる獲物を食べてしまいます。




音のない世界では、音を出すと食べられてしまいそうですね☆

彼らはどのようにして求愛をするのか、あまりよく分かっていません。

敏感に発達した視覚や嗅覚でラブソングを聴いているのでしょうか♪





深海の海底にある熱水噴水孔には、驚くべき多くの生命があふれています。

温泉の硫黄からバクテリアがエネルギーをとり入れ、小さなエビやハオリムシがそれを食べます。

カニや魚がまた彼らを捕食します。

太陽エネルギーに関係なく生まれた生命体は、他の惑星に生命の誕生をも予感させます☆





太古の昔から、噴水孔は轟音を響かせ、生命を集めました。

ずっと同じ音が響き続けるその海底では、音の変化を必要としなかったのでしょう。

音の微妙な変化を楽しむ世界ではないのかもしれません☆




『変化』を必要とするからこそ『音楽』が生まれてきたのかもしれません♪




私の常識が及ばない世界に住む彼らは、まるでエイリアンのようです。


光が必要ない世界は、目まで退化させてしまいます。

音が必要ない世界は、耳を退化させてしまいます。


また、光が少ない世界は、目を進化させます。

音が少ない世界は・・・

聴力を超えたメッセージを受信する能力を進化させるのかもしれません☆



ここにも『音』のヒントが隠されているはずです♪

2012年5月24日木曜日

響く音の自然科学♪ その④
















2008年にノーベル賞を受賞した日本人3名は、物理科学でクォークという最少単位の波を研究していました。

一方では『ダークマター』という、エネルギーだけが存在して波が存在しないような状態が沢山あるようです。

この存在を見つけるのが、今のノーベル物理賞のターゲットになっているようです。


アインシュタインによると、エネルギーは質量と関係するので(E = m c2)、

このダークマターにも質量があるといわれています。

しかも、宇宙の大半はこの未知の物質が占めていると考えられています。



質量のあるものは重力によって互いに引っ張られることがわかっています。

音もエネルギーなので、重力にも引き寄せられることになります♪



私が作曲をする場合、頭の中を先ず白紙にすることを優先しています。

何か考えごとをしている時には、よいアイデアが降りてきません☆

ふっと、頭に降りてくる音楽はまるで他人が作ったかのような響きを覚えます♪

白紙になった私の頭は、まるでダークマターのように引力を生み出して、

どこからか、メロディーの波を引き寄せてくるような印象があります☆



不思議なお話かもしれませんが、私はこの状態を作ること(頭を白紙にする)を意識しています。

このように考えると、経験や知識など関係ないかのように思われます。

むしろそれらが邪魔をして、新しい音が降りてこないような気がしています☆

経験や知識は大切ではありますが、私はこの不思議な現象の体験を通して音楽を表現していければと思っています♪

2012年5月15日火曜日

響く音の自然科学♪ その③

















地球は太陽のまわりを廻って、月はその地球のまわりを廻っています♪

引力で互いに引っ張り合っています。

私たちは規則正しい自然のリズムの中で過ごしていることになります♪

このリズムを普段感じることができるのでしょうか?



月の引力は潮の満ち引きを演出します。

海水が月に引っ張れるため、月に近い海が満潮になり、遠い海が干潮になります。

波は海岸で音を出し、心地よいリズムを刻みます♪


太陽は地面を温めて、空気の温度を上げます。

暖かい空気は軽くなり、空へと上昇して風が生まれます。

風は草木に当たって、心地よいリズムを刻みます♪


血液も月の引力に引っ張られて満ち引きをします。

オオカミ男の変身や、月夜に殺人が多いのも、エネルギーのリズムを感じているから生まれた神話かもしれません♪

女性の月経にも、周期のリズムがあります。


ウミガメはこのリズムを感じ取り、特定の海岸で、特定の日に産卵をします。

サンゴの一斉産卵も確実にリズムに従います。

クリスマス島のアカガニの産卵と月の関係も有名です。




音楽のリズムも関係あるのでしょうか?



自然の周期が創りだすリズムを感じ、頭の中に『音楽』を創り出すのかもしれません


『音楽』もまた、『月』や『太陽』と関係しているのでしょう♪

2012年5月9日水曜日

響く音の自然科学♪ その②

















音は波で響いて伝わっていくお話をさてていただきました♪

人間の耳は20Hz~20,000Hzくらいまでの範囲でしか聴くことができませんので、

それ以上の周波数は、超音波や電磁波などと言われています☆

【音】が伝わるためには、媒体も必要となります。

音楽の歴史の世界では、空気がそれにあたります。

私たちの日常の音楽は、聴こえた音に対して評価をしているといえるでしょう♪



ボイジャー探査機が金のレコード盤を積んでいるのをご存じでしょうか?

地球の生命や文明の存在を伝える音が納められていて、地球外知的生命体が見つけて解読してくれることを想定して送られています。

映画でよく見かける宇宙戦争は爆音を伴い、臨場感たっぷりに映し出されています。

しかし、空気のないところでは寂しくも音が伝わりません☆

本来は無声映画になるはずですが、私たちの経験から大きな音が映画には必要なのは当然です。

しかし、ボイジャーのレコードはそういう訳にはいかないでしょう☆

ヘリウムガスの多い惑星だったら・・・アヒルのような音?になってしまうのでしょう。

この惑星にもきっと素晴らしい音楽があるはずです♪



いろんな音を経験して、可能性を広げていければと思っています☆

宇宙の音を感じながら、いい音を創っていきたいです♪

2012年5月1日火曜日

響く音の自然科学♪ その①

















すべてのものが波でできているお話をさせていただきました♪

ひとつの波は波長・周波数と振幅を持っています。

音も波で伝わりますので物理の法則に従います☆


アクティブ消音器付きのヘッドフォンをご存じでしょうか?

最近は、どこでも手に入る高性能のヘッドフォンです♪



ある音の波のかたちを鏡で映したように逆転させて、元の音と重ねると、

互いに打ち消し合って音が聞こえなくなる(干渉)・・・という物理を利用したものです。

何か不思議ですね☆



ヘッドフォンの外から聞こえる雑音を内臓のマイクで拾って、

波を逆転させてヘッドフォンで再生する仕組みになっています。

これによって、外から伝わる雑音と、再生された逆転音が同時に打ち消し合って

必要な音楽しか聞こえないようにできるのです♪




実は、打ち消し合った音は耳には聞こえませんが、何かエネルギーが伝わると思っています。






京都大原の三千院の近くに、【音無しの滝】という名所があります。

そのむかし、修行僧がここで声明の練習をしていたそうです。

響く声は、時には滝の音を消したと言われています♪

滝の音と、声明の音が打ち消し合い、聞こえなくなる時があったのでしょう☆



耳に聞こえない音も響く・・・


私はそう思っています☆

2012年4月11日水曜日

だっぷ☆のロックとは♪ その⑫

















2001年9月11日、ニューヨーク等で起きた同時多発テロがモチーフとなり、

環境破壊と戦争に対するメッセージをテーマとして音楽を創りました♪

前回は『LIVE TOGETHER』を紹介しましたが、今回は第二回目となります。




『A white color little star』


『あれから100年、世界はひとつになった・・・

2101年~新たな価値観は【生き続ける】こと、歪みは白色矮星のように変形して・・・』



『white color little star』には意味がありませんが、直訳すると白色矮星(はくしょくわいせい)になります。

事件の大きさのエネルギーを星の究極にたとえ、取り返しのつかないことへの怒りと、未来への警鐘を歌った曲です♪

アルバムのオープニングを飾る楽曲として創りました。

歌詞では、次のように歌っています。




石油の輸出がなくなり

言葉は音声翻訳され

聖書は携帯電話に納まっている

黒人力士のヒローがいて

砂漠に老人が住み

オリンピックは個人競技で争うようになった


新たな価値観は『生き続ける』こと・・・

2101年の価値観は、100年前の頃とは大きく異なっているのです☆




PVでは、ヒップホップ風に作品を捉え、不快感を演出することで、

言葉がアイロニックに響き、風刺を効かせるようにしました♪




あれから100年・・・

そして、英雄が生まれなくなった・・・



2012年4月3日火曜日

だっぷ☆のロックとは♪ その⑪

















2001年9月11日、ニューヨーク等で起きた同時多発テロがモチーフとなり、

環境破壊と戦争に対するメッセージをテーマとして音楽を創りました。

当時、建築家でもあった私は、ショッキングな事件を背景に独特な感情が湧き起こり、

わずかひと月で8曲の構成ができたことを思い出します☆



感情が大きく揺さぶられた時に、ロックのテーマが見つかります。
歌詞に思いを込めて、表現しました☆




事件から10年が経ち、PVを作成することにしました。

今回は『LIVE TOGETHER』をピックアップします♪





『LIVE TOGETHER』


何万年後だろうか?

この地球を訪れた知的生命体は、地球に人類が住んでいた証拠を遺跡から発見した。

彼らはそこで、機能的に計画された都市が存在していたことを推測する。

医学や科学も発展させ、共通の価値観を持っていたとも思われる。

しかし同時に、争いのつめ跡も残っていた。

互いを滅ぼし合う戦いも存在していた。


なぜなんだろう?

みんなで一緒に生きようとしたんじゃないのか?

子供に未来を託したんだろう?

なぜ?


Did you live together?


2012年3月22日木曜日

だっぷ☆のロックとは♪ その⑩

















私は星を見るのが大好きです☆





宇宙はその大きさと悠久の時間が、私たちを小さくはかないものにさせます。



はるか昔から、同じ表情を見せてくれています。

星を見て、渡り鳥も方向を知るそうです♪


中国の古代の歳時記から、七夕の神話のお話が有名です。

ベガとアルタイルはデネブを含めて夏の大三角形を描いています。

銀河を隔て、二つの白い星はこの季節で最も存在感があります♪




この日に雨が降れば、天の川が氾濫してふたりは会うことができないと言われています。

涙の雨が降るとのことです。




ロックに神話はよく合うと思っています♪




天に『愛』の女神と『愛』の王子がいました。

ふたりは愛し合ってましたが、1年に1回しか会うことができませんでした。

『愛』の王子は自由を奪われたと感じ、その感情が『欲』へと変化し、執着が殺意に変わっていきます。

『愛』の女神は、王子の『狂気』に気付くことなく、彼に愛情を寄せていきます。




ロックで表現する神話のストーリーです♪


この話を友人とふたりで創りました☆

タイトルは『 harmony(ハーモニー)』です♪

友人の彼は音楽家ではありませんが、『自由』の価値観を共有しているので、面白い話をつくることができました☆

ロックに求める『自由』は、自分らしさを表現することだと思っています♪

そして、私のテーマは『愛』なので、自分の中に愛をさがし、表現していきたいと思っています☆





『愛』の王子は『欲』の王子へと変わります。

we can love, we can kill・・・

(愛することができ、殺すこともできる・・・)

と歌い、

『自由』を印象付けます。


どんな感情を選んでも、それは人それぞれ『自由』です。

どんな感情が好きなのかを考えていきたいです♪




昨年、8月7日の七夕の日に、DAPのHPが開設されました♪

これに合わせて『harmony』の序章を完成させました☆

いろんな方々のご支援、ご指導、大変感謝しています。

そして神話は続いていきます☆☆☆


DAPの公式HPは↓こちらです♪

http://dap-style.com


『harmony』PVはこちらです♪↓

2012年3月15日木曜日

だっぷ☆のロックとは♪ その⑨
















不協和音は人間に不快感を与えます。

しかし、この不快感を人は求めていることがあります♪




3和音のうち、構成音の3度と5度の音程(長・短3度と完全5度)

である和音を協和音とし、それ以外の和音は不協和音と言われます。

ぶつかっている音は、不快感を感じるのですが、これらが不思議な空間を創り出し、

人に想像力を与えます☆



エリック・サティのピアノのコード進行は協和音から突然、不協和音に変化する楽曲が多く、

当時は変人扱いされ、理解者も少なかったと言われています。

『音楽界の異端児』などと称され、西洋音楽に大きな影響を与えたと言われています。

この変化は、協和音楽の飽和時代にテーマを投げかけました♪

そして私を含め、後続のアーティストたちに多大な影響を与えたでしょう☆




『ロック』が表現する不快感も、彼らからの影響を無視することはできないでしょう。

既存の因習や流行にとらわれないスタイルに、人々は共感するのかもしれません☆

アーティストは、自分らしい作品を創り出すことで、そのユニークで唯一無比のアイデアが評価されます。

彼らのメッセージをくみ取ることもできるでしょう☆




不協和音を組み立てることで、音楽への可能性は広がっていくと考えています。

非日常を体感することができ、不安や不快感を演出することができます。

この不安定な緊張した感情から脱出した時に、充実した気分がより良く響いてきます♪

不協和音から協和音へと移る瞬間に感じることができます☆

また、そのような期待感を狩り立たせてくれます♪




シンセサイザーの音源は、アナログの(ピアノやバイオリン等)楽器に近づけるように、

複数の音を単音で重ねて太くして、それぞれのピッチ(音程)を微妙にずらすことが常識になっています。

これによって音が豊かになると言われています♪

このことも、一種の不協と呼べるのではないかと思っています☆





アメリカのヘビィーロックの雄『コーン』のフロントマンのジョナサンは、

ゲイであることで不遇な人生を送りました。

彼が表現するのは、まさしく不快感でしょう♪

バンド名の由来から楽曲、ビジュアルに至るまで徹底されています。

彼が、自分らしさを隠すことなく表現できる場所を選んだからこそ、成功があったにちがいありません☆




不協和音は、表現の可能性を広げることができると思っています♪



一方でサティの音楽は時々、癒し系のBGMに登場したりすることもあります。

不快感を表現する音は、快感と表裏一体にあるのかもしれません♪



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エリック・サティの名曲『ジムノペティ』
http://www.youtube.com/watch?v=Al5U1WJ48rM&feature=related

2012年3月9日金曜日

だっぷ☆のロックとは♪ その⑧















音楽が有史の中で生まれたとされる一般的な解釈は、

グレゴリオ教会の声楽に音符を付けたのが始まりだと言われています。

12世紀のこの譜面は、5音階の単音で、伴奏がないものでした。

16世紀のイタリアでは、男性ソプラノを確保するため、声変わりする前に去勢をしたと言われています。

権威のあるその立場に、親が無理やり子供に進めることもあったそうです。

教会では女性が歌うことを禁止していたので、カストラートと呼ばれるこれらの男性がソプラノで歌っていたのです。

19世紀にナポレオンが禁止して、オペラからカストラートが消えたと言われています。



環境が『音楽』をつくり、そして『音楽』が環境を創っていきます☆



ビートルズは、不良の代名詞でありました。

人気者になった彼らの発言は、全世界の人が注目するようになり、

『キリストより人気がある』というジョンの教会への皮肉さえもバッシングの対象となってしまいます。

ポールがアルバム『アビー・ロード』でエリザベス女王を下品に歌ったことで、

イギリスでは長くSIRの称号を授与されませんでした。

彼が評価されたのは、ストーンズが授与されたずっと後のことでした。




『ロック』の現状否定や自由な表現は、過半数の人に受け入れられることが難しかったのでしょう♪

表現することで『ロック』の生き方を示すことになります☆



歴史を振り返ると、集団の中で社会的に生きていくために私たちは他人の意見で教育されて

『自分らしさ』を見失う機会が多く感じられます。

一方では、人はそれぞれ特別で他人とは違うことを知っています☆



『自分らしく』表現すること、



この時代で必要なことだと思っています♪



私は『自分らしさ』を表現するために、どんな生活がしたくて、何をしたいのか、を考えました♪

そして、自らが変わるように環境を変えていきました☆

と言うよりは、本来の自分に戻るという表現が正しいかもしれません♪



その目標に必要なものだけを身の廻りに置くことで、『必要なもの』が少ないことに気が付きました☆

私は、少し変わった人に映るかもしれませんが、気にならないことも事実です。

なぜならば、人はみんな変わっていると思っているからです♪

変わった人が素直に表現することの大切さを知っています☆

また、挑戦している人が大好きでもあります♪



『世の中を変えたい』と思うなら、その表現を示す対象が必要でしょう。

ナポレオンの対象は基本的人権の侵害であり、ビートルズは権威や権力だったのかもしれません☆




私が今できる『世の中を変える』ことは、

最初に自分が変わることでした♪

その対象は自分の中にあったのです☆

そして本来の自分を表現することでした♪



『ロック』を響かせるためには自分のことをよく知り、

そして表現することだと考えています♪


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DAPの公式HPはこちらです↓↓↓


http://dap-style.com

2012年3月2日金曜日

だっぷ☆のロックとは♪ その⑦

















【ロック】を自分の中から発掘するために、私は京都へ毎年行くことにしています。

新しい発見は先人の文化から学べるのでは?と始めたことなのですが、

もともと自分の中にある【ロック】を引き出してくれるような気がしています☆


天河神社は奈良の吉野にある、日本で唯一の芸能の神様がいる神社です。

京都に行った帰りには必ず参拝に訪れています♪


吉野行きの近鉄電車の下市口で降り、バスで山道を1時間ほどかけて到着します。

バスは1日2~3本しかありません。

トンネルを抜けると雪景色に変わっていることもあります。

山深く高い不便なこの場所になぜこの神社があるのでしょうか?



吉野の山は霊山として世界遺産にも指定されている特別な場所です♪

山を巡業した歴史が草分け道として現代に残り、『レイキ』という世界共通語を創りだした土地でもあります。

近くを流れる吉野川の支流は、天の川のように蛇行し、せせらぎの音はまるで弁舌や芸能のようだと言われてきました。

遠い昔に天から石がこの場所に落ちてきて、天河神社はこの精霊を奉っているとのことです。

琴や三味線、浄瑠璃や踊りなどの芸事に願をかけていたのでしょう☆



隕石の一部はいまでも神社で見ることができます。

宇宙の『ロック』が降りてきた場所に私は来るようになったのです☆



神主の祈祷の声は太鼓とともに天高く響き、まるで宇宙と交信しているかのようです♪

神主さんとお話をすることができるのも、人はずれた山の中だからできることなのかもしれません。

天河神社は私の5感を響かせ、私の中に可能性を感じさせてくれます☆


















近くに流れる川の音を聴くと、絶えず流れる水に、音楽のエネルギーを感じます♪

川を見ながらいろんなことを考えていると、それもまたすべてある目的地に流れついていくようにも感じます。

音楽のインスピレーションもまるで川から自然に流れて降りて来るように感じます☆




小雪の降る道を帰りのバス停まで1時間くらい歩いたことがありました。

寒さをしのぐため帽子を深くかぶっていると、自分の中の声がよく聴こえました。

しばらくすると雪がやみ、帽子をとりました・・・



天高く大空を見上げると、吉野の山に囲まれていることに気付きました☆

『レイキ』を感じることもできそうです♪

2012年2月26日日曜日

だっぷ☆のロックとは♪ その⑥


















音楽を求めていると、起源をさぐることに興味を持ちます。

私は初めてロックを聴いた時の衝撃を覚えていますので、

音楽に携わっている人たちは衝撃の体験を通してそれを引き継いでいるようにも思えます♪



高校生の時、AC/DCやVan Halen 等 大きな音を出すアーティストを好んで聴いていました。

それはまた、大きい音、と言うだけで興奮していたのかもしれませんが、今でも彼らの音楽は大好きです。

彼らにもロックの動機があるはずです♪

また同時に、多大な影響を他のアーティストに与えていることも疑いの余地がありません☆

時代を超えて世の中に語り続けられる音楽には、引き継いでいかないといけない何かがあるのだと思っています♪



古典には、そのヒントが隠されていると考えているので、

私はクラシック音楽や歌舞伎、バレエ等を良く見に行きます。

バレエの起源は、宮廷で遊女の踊りをバルコニーから貴族が眺めることで余興として扱われたのが最初と言われています。

当時の『不良』がどれほどかっこよかったのか?を引き継いでいることでしょう☆



私がこのように感じて、初めてバレエを見た時、『ロック』は確かに存在していました。

バレエに感じる起源は、『音楽と踊り』です♪

この切り離せない二つを最高の芸術に昇華させていると感じています☆





私のバレエに対する衝撃は以下のような『ロック』の部分でした♪





歌舞伎よりも歴史があり

ポップアーティストのコンサートよりもカジュアルで

映画よりもプロフェッショナルであり

ヒップホップダンスよりモダンで

フィギュアスケートより美しく

クラッシック音楽より古典的で

ミュージカルよりファンタジックであり

そして、何よりも究極のセックスアピールである





音楽に私が求めているものなのかもしれません音譜


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ク ラシックバレエのドンキホーテを素材とした作品。 プロローグ、1幕、2幕の構成はバレエの演目と同じである。 6つのプログラムにて、それぞれのストーリーが展開されている。クラッシックの演目をロックで表現したことでだっぷ☆ロックの新たな可能性を感じさせる作 品となっている。 プロローグは旅を続けるドンキホーテの哀愁を表現した。
2010年の作品

2012年2月20日月曜日

だっぷ☆のロックとは♪ その⑤

















恵比寿によく行くバーがあります。

先日、バーテンのひとりに聞かれたことがあります。


『どんな音楽を創っているのですか?』


よくされる質問ですが、答えることに難しさを感じます。

私の心の中では、それは、

『ロックです!』 と簡単に答えれるのですが、

意味が伝わるのか戸惑いを感じるのです。



この仕事をしていると、簡単に答えることができなくなっています。

少なくとも私に興味を持っていただいた質問でもありますので、

きっちりと伝えたいと思うからでしょう♪



最初にこのように答えている感じがします☆


『プロデュースするアーティストによって創る音楽は変わります。

その人を表現できる音楽になるでしょう。

私自信の音楽を創る時は、今考えていることが音楽に表現されるでしょう。』



いつもこの答えには、新たな質問を生みます☆

バーテンとの会話でも、

ひとつの質問が次の質問を生み、

結局は、今考えていることに集約されていくようになります♪




私の音楽の創作過程でも、同じように展開します☆

ひとつの音が空間に放たれる時、次の音が自然に浮かんでくる・・・

この繰り返しで表現をしていくことが、

今考えていることを表現することになっていると思っています♪


仕上がる楽曲は予想できないことが多いので、

創作過程で何が生まれるかをワクワクして待っているほどです☆



『今の私は何を考えているのか?』

この興味は私の創作活動をスタートさせます♪






その答えが私の表現力にもつながります☆


揺れる『ロック』が、自由に次の音を探している感覚を楽しんでいます☆

バーではアルコールを程よく体に入れ、揺れる感覚も楽しんで会話をしました♪



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『LIVE TOGETHER』

何万年後だろうか?
この地球を訪れた知的生命体は、地球に人類が住んでいた証拠を遺跡から発見した。
彼らはそこで、機能的に計画された都市が存在していたことを推測する。
医学や科学も発展させ、共通の価値観を持っていたとも思われる。
しかし同時に、争いのつめ跡も残っていた。
互いを滅ぼし合う戦いも存在していた。
なぜなんだろう?
みんなで一緒に生きようとしたんじゃないのか?
子供に未来を託したんだろう?

2001年9月11日のNYの事件が楽曲の動機になっています。
DAPプロデュース

 

2012年2月16日木曜日

だっぷ☆のロックとは♪ その④

















私にとっての【ロック】とは【生き方】の表現方法であると考えています♪



大学生のころ、気になる女性の前でピアノを弾いたことがあります。

彼女に聴かせたいという気持ちが強く、練習を続けてきました。

ショパンに影響されてピアノを耳コピー(楽譜からではなく、音楽を直接聴いて練習する)しました。

彼女は音大生で、ピアノを専攻していました。

ロックミュージックに夢中だった私が、彼女の前でピアノを弾くことは大きなプレッシャーでした。

ピアノの技術というよりも、私がピアノを弾くということで何かが伝わると思っていました☆

今考えると、私の【ロック】の原点がここにもあったと思っています♪



しかし何曲か演奏をしたあと、彼女は意外な言葉を口にしました。


『何で楽譜を見ないの? 全然楽譜とおりに弾いてないね』



彼女には結局ふられてしまったのですが、それ以上にこの言葉はショックでした。

私の期待する言葉と程遠かったからです。

私はこころの中でこのように思いました。



『何で楽譜を見る必要があるのだろうか? 楽譜とおりに弾いて面白いのか?』



プロのピアニストが楽譜とおりに弾いていないことを私は知っていました。

なぜなら、私はそれを聴いて練習し、弾けない音は無視して自分なりにアレンジをしたからです。

彼女は楽譜と同じように弾くことを目標にしていたのでしょう。

『ピアノ』という楽器が好きだったのでしょう。



私は『音楽』が好きだったのかもしれません♪

音楽を通じて彼女に特別な気持ちを伝えたかったのです☆



音大生だった彼女のピアノは素晴らしかったです。

それは、私の耳が彼女の技術以外のものも聴いていたからだと感じています☆



技術があるから表現できることは分かっていますが、

もっと大切なものがあると思っています♪

【生き方】の表現方法として、私は『音』を必要としているのかもしれません音譜



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DAP作曲のクラシックピアノ小曲第一弾です♪
こぐま座の2等星『polaris(ポラリス)』がテーマになっています☆
今世紀の北極星は『ポラリス』です☆
この時代を生きていることを後世に伝えます♪

2012年2月10日金曜日

だっぷ☆のロックとは♪ その③


















体が揺れること、【ロック】のルーツであると、前回書かせていただきました♪


音は周波数(波)で伝わって響くということを知ることは大切だと思っています。



ライブでは、人間の耳には聞こえない音も沢山再現されています。

例えば、耳に聞こえないベースの低音がスピーカーを振動させて、

風をつくり、最前列のオーディエンスの髪型を変えてしまうことがしばしばあります。

このような響きも含めて音は伝わり、臨場感を生み出すのではないでしょうか?




私たちの体内の70%近い水分も、同じ周波数で振動して揺れているのでしょう♪

この物理は音楽にとって大切な要素だと思っています☆




有史以前にも、このような響きを大切にした音が存在していました♪

モンゴルのヤギ追い(ホーミー)は、口で高音を、喉と鼻で低音を同時に出すことができます。

ヤギはこの音を聴いて涙を流すと言われています。

きっと安心して聴ける音なのでしょう。



ブルガリアンボイスは、3人の処女が種まきをする時に歌うという風習です。

植物に音が響き、そして豊作が期待されるというものです。

声変わりする前の女性の高音域は3000Hzに近く、人間の脳にアルファ波が生まれやすいと言われています。

植物にも関係がないとは思えません☆



古代から、経験を生かして続いている風習は、『音楽』の始まりを予感させます♪



モーツアルトの音楽も3000Hzに近い音が多いことから、

胎教に良い・・・と言われているのもこのためです。

このことは最近分かったことです。

しかし、クラシックが好きでない人には、響かないかもしれません☆



音の響きの多様性は人間の知恵だと思っています♪

素敵な音の響きが、体内を揺らし(ロック)、

動物だけではなく、植物でさえも気分が良くなるのでしょう♪



『あなたは、宇宙のリズムに合わせてダンスしている』(*1)



私も、響くロックに挑戦しています音譜



(*1)ディーパック・チョプラ著 『迷った時は運命を信じなさい』より引用

2012年2月3日金曜日

だっぷ☆のロックとは♪ その②

















【ロック】とは、現状否定の不良のイメージが私にはあります。

子供のころ、ロックアーティストを見て、かっこいいと思いましたが、

それは不良にあこがれたからだと思っています。


『彼らは、かっこいい、彼らみたいになりたい』、と・・・・


大学生になってもロックが好きでした。

この時に、ふと考えたことがありました。


彼らは、自由に自分の言いたいこと、やりたいことを主張している・・・



子供のころに、不良にあこがれた理由は、彼らが【自分を表現していること】だったのです。


アーティストと呼ばれる人たちは、何かを伝えることが使命だと思っています。

その才能を表現する必要があるからだと思っています。

音楽も表現方法のひとつでしょう♪



ベートーベンも、大衆に音楽を聞かせたかったことを理由に宮廷に反発して、

権威や宗教にとらわれない考えを持っていました。

モーツァルトも不良音楽家で有名です。


私は、クラシックもロックとして聴いています♪

オーケストラでは、指揮者が体を揺らして彼らに表現を伝えていることに注目したいです。


私にとってロックとは、【生き方】だと思っています。

もし、指揮者が【生き方】を表現しなければ、

彼が指揮棒を上げただけで、コンサートマスターは楽器を持ちあげることはしないでしょう。

カラヤンは、レッドツェッペリンの『天国への階段』は完ぺきなコード進行であると言っています。

彼の【生き方】が、音楽のジャンルを超えてこのような言葉に表現されたのでしょう。



私の考える【ロック】とは、【生き方】であり、【自分を表現すること】であると思っています。

もし、モーツァルトが現代に生きていたら、ロックミュージックをやっていたでしょう。

ジョンレノンが中世に生きていたら、多くの名曲がクラシックで聴くことができたでしょう。



そして、私も【ロック】していきたいです♪


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『A white color little star - DAP 』

 2001年ニューヨーク等で起きた同時多発テロがモチーフとなった作品をPV化。
『あれから100年、世界はひとつになった。
2101年-新たな価値観は【生き続ける】こと、歪みは白色矮星のように変形して』 ・・・
white color little star を直訳すると、白色矮星。
事件の大きさのエネルギーを星の究極にたとえて、取り返しのつかないことへの怒りと、未来への警鐘を歌った曲。

2012年1月29日日曜日

だっぷ☆のロックとは♪ その①



















クラシック、ジャズ、R&B、ブルース、カントリー、ダンス、ボサノバ・・・

音楽には沢山のジャンルがあります。

それは、ルーツがあるからだと思っています。

その根本的な始まりはなんだろう?

と考えたことがあります。



【音楽とは?】



この難しい質問には、一生かけて追い続けることになりますが、

起源を考えてみると・・・

たぶん、何かを持って、何かを叩いたのが始まりではないでしょうか?

音の響きを楽しむことで生まれてきたような気がします☆

次に、それに合わせて体を揺らしたのだと思います。

そして、歌やメロディーは最後につけたのでしょう。



人間がことばを持ってコミュニケーションができるようになる前から存在していたのではないでしょうか?



私は、体を揺らす【ロック】の起源を、ここからインスピレートしています。

体を揺らす、と言う単純な行為に音楽のルーツを感じたいと思っています。



【なぜロックは生まれてきたのか?】



これには、答えられそうです。

たぶん、ひとは体を揺らすのが好きだからだと思ってます。

体を揺らす・・・【ロック】に 

だっぷ☆の原点があります♪



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DAPのオフィシャルHP開設にあたり、2010年の作品『mammal's cry'n』をPV化した。

http://dap-style.com


海洋性ほ乳類の鳴き声を、泣き声に例えたメッセージを伝える

 

2012年1月24日火曜日

だっぷ☆の響き♪ その⑭

Sol ~perpetual flame~ 永炎の誓い~ 

DAP 太陽系天体シリーズ3曲目は太陽『Sol』です。サブタイトルは『永炎の誓い』活力、エネルギー、男性のイメージから、火の神様『カルシファー』がガスを食べてエネルギーを得ているような神話が生まれてきました。

 





 太陽系天体シリーズ3曲目は太陽『Sol』です♪

パワーストーンアーティストの南波氏(kainalu カイナル)の作品のテーマに楽曲を書いています。

kainaluの作品『Sol』は、中央にサンストーンを配置しています。

水晶の中できらきらと光るこの石は、能動的に働き掛ける

男性のイメージを表現したといいます。

石が光を作って、エネルギーを発信しているかのように見えるのです♪

活力、エネルギー、燃え盛る、男性のイメージが、楽曲の動機となりました☆

そして、火の神様『カルシファー』がガスを食べてエネルギーを得ているような神話が生まれてきました♪





楽曲の作品意図は次のようになりました。

テンポは、絶え間なく続く炎を表現する速さを意識しながら

太陽の直径140万キロから、♪=140に決めました☆

天体シリーズのテーマ曲『AIGA LIGHT』の中で、

太陽の音色は、太くて存在感のある暖かい音色『ホルン』としました☆

ガス、ダークマターの音色を加え、3つの音で楽曲を構成することになります♪




オープニングは、太陽系の生誕するシーンのリズムを回想するところから始まります。

それは、太陽の内部の『音』を表現しています。

『AIGA LIGHT』のオープニングで、太陽系が生まれる導入部のリズムが蘇り、

宇宙誕生の記憶、原始の響きが、太陽内部から響き渡ります♪

太陽から永遠に発信されるエネルギーは、表面にプロミネンスや光彩の直接的な光のエネルギーを生みます。

低音で響くホルンをグルーブ感のあるベースサウンドに仕上げて表現しました♪

男性の精力的な働きもイメージしています。

繰り返されるグルーブは、真摯で行動的な性質をも表現しています☆





中間部では、『Solソル』『Calciferカルシファー』をサウンドロゴで使い、

太陽の働きが、生命の息吹の営みの原型であることへのヒントを与えます♪

後半部では、ホルンの音色で作った、新たなグルーブベースが進行し、

ダークマターの音、ガスの音とともに太陽表面上での現象を表現し、

宇宙空間に音が響き渡る様子を組み立てました☆



ここでは、太陽エネルギーが外へと放出され、地球を含むいろんな場所に影響を及ぼしていきます☆



サブタイトルは南波氏が『 永炎の誓い 』と題しました♪

太陽で生まれた莫大なエネルギーは宇宙空間に放たれ、いろんな形のエネルギーに変わっていくことで

無限に続くドラマが展開されていきます。

サブタイトルには、そのような意味が含まれています♪

PVも作成しましたので、お楽しみ下さい♪


『kainalu』の作品はこちらです↓


















『1LoR』のHPでも見れます↓
http://happylife.juno.bindsite.jp/pg404.html














2012年1月18日水曜日

だっぷ☆の響き♪ その⑬

『polaris(ポラリス)』に継ぐetude第2弾は、南十字星『crux(クルックス)』です。
永遠に問いを投げかけてくれる星は、私の音楽のテーマを深くしてくれます。





 『 crux 』 #1-6



前回の『polaris(ポラリス)』に継ぎ、etudeを書きました♪

主に南半球で見ることができる星座、南十字星『crux(クルックス)』がテーマになっています☆




文明の歴史は、北半球が主役で進んできました。

観察や知識の対象となる星も北半球が中心でした。



『南十字星』は、2つの一等星を含む4つの星が十字架を表しているのも関わらず、

一等星の名前すら決められていなかったと聞きます。




夜空に輝く88の星座には神話や言い伝えが必ずあります♪

多く語り継がれてきたからこそ、

オーストラリア、ニュージーランドやブラジル等、南半球の国の国旗に登場します☆



楽曲は、十字の4つ星をイメージして、小節を4/4とし、

etude(練習曲)として作曲をしました♪




億年前からこの世に輝き、歴史をつないでいる星たちに、

どこか冷たく、しかし華やかな雰囲気があるような印象を覚えます。

『南十字星』は、キリスト教徒だけではなく、

すべての人たちにとって存在感のある星座であることは言うまでもないでしょう♪

クリスマスに合わせてPVを作成したのも、このような理由がありました☆



永遠に問いを投げかけてくれる星は、

私の音楽のテーマを深くしてくれます♪

2012年1月10日火曜日

だっぷ☆の響き♪ その⑫





『萩原真一』その②

その①はこちらです↓↓↓

http://dap-style.blogspot.com/2012/01/blog-post.html




これらの言葉や絵がどのような音楽を導いていくのか、いつも楽しみです♪

この『だっぷ☆ノート』は楽譜でもあります☆


視覚的に一番目立つのが、『 赤色 』でした。

それは、真ん中に書かれていました。


まさに取りかかっているこの作曲の仕事に、真っ先に飛び込んでくる色でした♪

『 感情 』は『 表 』に出ることで『 表情 』になると言われます。

この部分を先ずは『 表 』に出すことにしました。

私は自然とギターを選び、いくつかのリフを弾いていました♪




















するとどこからか【 kill the fashion 】という言葉が降りてきたのです☆

流行【 fashion 】という言葉は、【 同じものを共有する 】という意味があるので、

それをたたきつぶして、【 自分らしく表現する 】という彼のメッセージにも聞こえました♪


この作曲で、一番興奮した瞬間でした♪

サビの部分のフレーズが先にやって来たのです☆

ギターのリフはロックそのものでした。

楽曲のイメージはひとつのリフと、ひとつのフレーズで決まったのです♪




サビの部分が赤のイメージで降りてきましたので、

Aメロ・Bメロ・ブリッジも、ひとつのギターリフで押していくことにしました☆

ロックのダイナミックな音楽を構成することができました。



そして、自分に向きあう内面の青のイメージをオープニングに持ってきました。

続くアグレッシブな部分と比較して、静かでクールな響きを出せたと思っています♪

ここでは、空間に広がりのあるシンセの音を選びました。

オープニングでは、真一さんにも参加していただき、クールなコーラスを重ねてみました。



緑のイメージは後半部でナチュラルな歌声を繰り返し重ねることで進行します。

音のボリュームを少なくし、安心感と優しさを伝える工夫をしました♪



黄色のイメージは最後に持ってきました。

ピアノが登場して、エンディングの雰囲気を創り出します。

真一さんの語りを入れることで、リーダー的なメッセージと夢に向かう姿勢が表現できたと思っています♪


『 かっこつけてもしかたないっしょ! むりしてやってても、どっかでばれるし・・・ 

素直にナチュラルがいいじゃん! 』


そして音楽は収束しないまま、フェイドアウトします。



未来へと予感を残しながら・・・



PVでは、最後に彼の言葉が表現されています♪

『 When my mind dims, I feel something is different! --- Shinichi Hagiwara 』

(こころが雲ったら、何かが違うと感じる・・・ 萩原真一)




【 kill the fashion 】

パンクのようにフレーズを繰り返すことで、強いメッセージが響きます。

誰と比較することなく、ストレートな彼が表現されます。


素直でナチュラルな真一さんが、

『人生モデル』として生きているから、

この楽曲が出来たのでしょう♪



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萩原真一さんのブログはこちらです↓↓↓
http://profile.ameba.jp/hagi-ss/

2012年1月3日火曜日

だっぷ☆の響き♪ その⑪























『萩原真一』 その①



彼はファッションモデルとして活躍しています♪

恵比寿の英会話学校で知り合ったときから気さくで、話しやすく、

志の高さと、常に前を向く姿勢に共感し、親しくさせていただいてます♪

その飾り気のない言葉は、クールであり、また熱く、とても刺激的です☆



彼のテーマ曲は、『海外用(US)のプロモーション』という依頼でした。




まずはその商品にどのような思い入れがあるかを相手に尋ねることから作曲が始まります♪

ブランドを『音』にするときには、イメージを描く必要があります。

頭を白紙にした状態で、相手の言葉に耳を傾けます。




彼はこのカウセリングでも、普段と変わりないエネルギーの高い言葉を生みだしました♪

直感で響く言葉・絵がDAPノート(作曲ノート)に描かれていきます☆



この落書きは、作曲において80%のエネルギーを使いますので、すごく重要な作業となります♪

白紙から音楽を創ることが大切だからです☆



彼の言葉をそのままノートに書いていく作業の過程で、4つの色が浮かんできました♪






















*以下、彼の言葉は『 』で括っています。



『モデルは自己表現の場である』

そのため彼は『問いを求め続ける努力』を惜しみません♪

『かっこつけないかっこよさ!だって、かっこつけるとうまくいかないから・・・』

モデルの現場で培ったこの言葉は、彼の座右の銘でもあります☆


私は、これらを青色で書きました♪

冷静に内面を見つめ、知性や本質のクールな部分が表現されます☆




また、次のような言葉が出てきました♪

『ファッションとは、人の参考になること』

そのため彼は『いらいらしない、人にあたらない』『アーティストとして表現する』・・・

等、相手に対しての在り方を語っていました。


この部分は、緑色で書きました♪

コミュニケーションや人間関係の部分が表現されます☆






















 次に、

『前に出たい』『いつもワクワクする』『愛は見つけるもの』・・・

等、自分から出てくるエネルギーの出し方を語りました。


この部分は赤色です♪

現実化や情熱を示す、アグレッシブな部分が表現されます☆



そして最後には、

『選ばれし神の子』『人生モデル』『望みがかなう』・・・

等、夢や幸せに触れていました。


この部分は黄色です♪

生きいきと夢を楽しむ、リーダー的な部分が表現されます☆



4つの色に分けられた『だっぷ☆ノート』が完成しました♪


その②に続く・・・