2012年11月8日木曜日
脳に響く音とは♪ その④
新月の近くでは、夜空の星がきれいに見えます☆
見えない月には存在感があります♪
人間は完璧なものに目がいかないということを聞いたことがあります。
自分の欠点が気になったりするものです。
アップルコンピューターのロゴマークはそんな人間心理を利用して、
かじられたリンゴになっています。
見えない部分に存在感を感じるからでしょう☆
『音楽』はどうでしょうか?
人間の可聴範囲は他の動物とは違う周波数を持っています。
コウモリが真っ暗な洞窟で自由に飛行できるのは、洞窟に『音』を響かせて反射する音を聞き、その距離を認識すると言われています。
イルカは高い周波数の『音』を聞きとる能力があり、遮られた壁の向こう側の景色さえも見ることができます。
彼らは他のイルカや魚等を確認するだけではなく、相手の内臓の位置をも確認できると言われています♪
哺乳類の頂点で進化している人間は、その機能が必要な『音』にだけに反応するようになったのでしょう。
しかし、私たちは聴こえない『音』に響くことがあります♪
ライブ音楽を聞いていると、低音の聴こえない音が振動にかわり、耳に入る『音』とは異なった感覚を体験することができます。
これらが、ライブの臨場感を表しています☆
CDなどで録音した音は、データーの圧縮のため高音や低音の聴こえない周波数はカットの対象になり、
スピーカー等の再生機器の限界を含め、現場の『音』が正しく届かないのは事実です。
また、MP3などの圧縮技術がデータ量をさらに軽くすることによって、世界中のコンピューターを通じて『音楽』が広がって行きます。
『音楽』もファッションや流行になることができるツールとなり、消耗品として扱われる商品にもなりました。
見えない月は視覚では捉えることはできませんが、重力として存在しているので引力は変わらず海を引っ張り、満ち引きを起こしています。
私たちの体液や血液をも引っ張り続けていることでしょう♪
『音楽』にも、聴こえないけれど伝わるエネルギーがあると思っています♪
歌詞のない『音』にメッセージが吹き込まれているように・・・
この感覚が、言葉のもつ役割と違った意味があるのではと考えています♪
かじられたリンゴの部分を見ることで、完ぺきなリンゴの形を想像できるように、
『音』にメッセージを含めていくことができればと思います♪
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