2012年3月22日木曜日
だっぷ☆のロックとは♪ その⑩
私は星を見るのが大好きです☆
宇宙はその大きさと悠久の時間が、私たちを小さくはかないものにさせます。
はるか昔から、同じ表情を見せてくれています。
星を見て、渡り鳥も方向を知るそうです♪
中国の古代の歳時記から、七夕の神話のお話が有名です。
ベガとアルタイルはデネブを含めて夏の大三角形を描いています。
銀河を隔て、二つの白い星はこの季節で最も存在感があります♪
この日に雨が降れば、天の川が氾濫してふたりは会うことができないと言われています。
涙の雨が降るとのことです。
ロックに神話はよく合うと思っています♪
天に『愛』の女神と『愛』の王子がいました。
ふたりは愛し合ってましたが、1年に1回しか会うことができませんでした。
『愛』の王子は自由を奪われたと感じ、その感情が『欲』へと変化し、執着が殺意に変わっていきます。
『愛』の女神は、王子の『狂気』に気付くことなく、彼に愛情を寄せていきます。
ロックで表現する神話のストーリーです♪
この話を友人とふたりで創りました☆
タイトルは『 harmony(ハーモニー)』です♪
友人の彼は音楽家ではありませんが、『自由』の価値観を共有しているので、面白い話をつくることができました☆
ロックに求める『自由』は、自分らしさを表現することだと思っています♪
そして、私のテーマは『愛』なので、自分の中に愛をさがし、表現していきたいと思っています☆
『愛』の王子は『欲』の王子へと変わります。
we can love, we can kill・・・
(愛することができ、殺すこともできる・・・)
と歌い、
『自由』を印象付けます。
どんな感情を選んでも、それは人それぞれ『自由』です。
どんな感情が好きなのかを考えていきたいです♪
昨年、8月7日の七夕の日に、DAPのHPが開設されました♪
これに合わせて『harmony』の序章を完成させました☆
いろんな方々のご支援、ご指導、大変感謝しています。
そして神話は続いていきます☆☆☆
DAPの公式HPは↓こちらです♪
http://dap-style.com
『harmony』PVはこちらです♪↓
2012年3月15日木曜日
だっぷ☆のロックとは♪ その⑨
不協和音は人間に不快感を与えます。
しかし、この不快感を人は求めていることがあります♪
3和音のうち、構成音の3度と5度の音程(長・短3度と完全5度)
である和音を協和音とし、それ以外の和音は不協和音と言われます。
ぶつかっている音は、不快感を感じるのですが、これらが不思議な空間を創り出し、
人に想像力を与えます☆
エリック・サティのピアノのコード進行は協和音から突然、不協和音に変化する楽曲が多く、
当時は変人扱いされ、理解者も少なかったと言われています。
『音楽界の異端児』などと称され、西洋音楽に大きな影響を与えたと言われています。
この変化は、協和音楽の飽和時代にテーマを投げかけました♪
そして私を含め、後続のアーティストたちに多大な影響を与えたでしょう☆
『ロック』が表現する不快感も、彼らからの影響を無視することはできないでしょう。
既存の因習や流行にとらわれないスタイルに、人々は共感するのかもしれません☆
アーティストは、自分らしい作品を創り出すことで、そのユニークで唯一無比のアイデアが評価されます。
彼らのメッセージをくみ取ることもできるでしょう☆
不協和音を組み立てることで、音楽への可能性は広がっていくと考えています。
非日常を体感することができ、不安や不快感を演出することができます。
この不安定な緊張した感情から脱出した時に、充実した気分がより良く響いてきます♪
不協和音から協和音へと移る瞬間に感じることができます☆
また、そのような期待感を狩り立たせてくれます♪
シンセサイザーの音源は、アナログの(ピアノやバイオリン等)楽器に近づけるように、
複数の音を単音で重ねて太くして、それぞれのピッチ(音程)を微妙にずらすことが常識になっています。
これによって音が豊かになると言われています♪
このことも、一種の不協と呼べるのではないかと思っています☆
アメリカのヘビィーロックの雄『コーン』のフロントマンのジョナサンは、
ゲイであることで不遇な人生を送りました。
彼が表現するのは、まさしく不快感でしょう♪
バンド名の由来から楽曲、ビジュアルに至るまで徹底されています。
彼が、自分らしさを隠すことなく表現できる場所を選んだからこそ、成功があったにちがいありません☆
不協和音は、表現の可能性を広げることができると思っています♪
一方でサティの音楽は時々、癒し系のBGMに登場したりすることもあります。
不快感を表現する音は、快感と表裏一体にあるのかもしれません♪
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エリック・サティの名曲『ジムノペティ』
http://www.youtube.com/watch?v=Al5U1WJ48rM&feature=related
2012年3月9日金曜日
だっぷ☆のロックとは♪ その⑧
音楽が有史の中で生まれたとされる一般的な解釈は、
グレゴリオ教会の声楽に音符を付けたのが始まりだと言われています。
12世紀のこの譜面は、5音階の単音で、伴奏がないものでした。
16世紀のイタリアでは、男性ソプラノを確保するため、声変わりする前に去勢をしたと言われています。
権威のあるその立場に、親が無理やり子供に進めることもあったそうです。
教会では女性が歌うことを禁止していたので、カストラートと呼ばれるこれらの男性がソプラノで歌っていたのです。
19世紀にナポレオンが禁止して、オペラからカストラートが消えたと言われています。
環境が『音楽』をつくり、そして『音楽』が環境を創っていきます☆
ビートルズは、不良の代名詞でありました。
人気者になった彼らの発言は、全世界の人が注目するようになり、
『キリストより人気がある』というジョンの教会への皮肉さえもバッシングの対象となってしまいます。
ポールがアルバム『アビー・ロード』でエリザベス女王を下品に歌ったことで、
イギリスでは長くSIRの称号を授与されませんでした。
彼が評価されたのは、ストーンズが授与されたずっと後のことでした。
『ロック』の現状否定や自由な表現は、過半数の人に受け入れられることが難しかったのでしょう♪
表現することで『ロック』の生き方を示すことになります☆
歴史を振り返ると、集団の中で社会的に生きていくために私たちは他人の意見で教育されて
『自分らしさ』を見失う機会が多く感じられます。
一方では、人はそれぞれ特別で他人とは違うことを知っています☆
『自分らしく』表現すること、
この時代で必要なことだと思っています♪
私は『自分らしさ』を表現するために、どんな生活がしたくて、何をしたいのか、を考えました♪
そして、自らが変わるように環境を変えていきました☆
と言うよりは、本来の自分に戻るという表現が正しいかもしれません♪
その目標に必要なものだけを身の廻りに置くことで、『必要なもの』が少ないことに気が付きました☆
私は、少し変わった人に映るかもしれませんが、気にならないことも事実です。
なぜならば、人はみんな変わっていると思っているからです♪
変わった人が素直に表現することの大切さを知っています☆
また、挑戦している人が大好きでもあります♪
『世の中を変えたい』と思うなら、その表現を示す対象が必要でしょう。
ナポレオンの対象は基本的人権の侵害であり、ビートルズは権威や権力だったのかもしれません☆
私が今できる『世の中を変える』ことは、
最初に自分が変わることでした♪
その対象は自分の中にあったのです☆
そして本来の自分を表現することでした♪
『ロック』を響かせるためには自分のことをよく知り、
そして表現することだと考えています♪
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http://dap-style.com
2012年3月2日金曜日
だっぷ☆のロックとは♪ その⑦
【ロック】を自分の中から発掘するために、私は京都へ毎年行くことにしています。
新しい発見は先人の文化から学べるのでは?と始めたことなのですが、
もともと自分の中にある【ロック】を引き出してくれるような気がしています☆
天河神社は奈良の吉野にある、日本で唯一の芸能の神様がいる神社です。
京都に行った帰りには必ず参拝に訪れています♪
吉野行きの近鉄電車の下市口で降り、バスで山道を1時間ほどかけて到着します。
バスは1日2~3本しかありません。
トンネルを抜けると雪景色に変わっていることもあります。
山深く高い不便なこの場所になぜこの神社があるのでしょうか?
吉野の山は霊山として世界遺産にも指定されている特別な場所です♪
山を巡業した歴史が草分け道として現代に残り、『レイキ』という世界共通語を創りだした土地でもあります。
近くを流れる吉野川の支流は、天の川のように蛇行し、せせらぎの音はまるで弁舌や芸能のようだと言われてきました。
遠い昔に天から石がこの場所に落ちてきて、天河神社はこの精霊を奉っているとのことです。
琴や三味線、浄瑠璃や踊りなどの芸事に願をかけていたのでしょう☆
隕石の一部はいまでも神社で見ることができます。
宇宙の『ロック』が降りてきた場所に私は来るようになったのです☆
神主の祈祷の声は太鼓とともに天高く響き、まるで宇宙と交信しているかのようです♪
神主さんとお話をすることができるのも、人はずれた山の中だからできることなのかもしれません。
天河神社は私の5感を響かせ、私の中に可能性を感じさせてくれます☆
近くに流れる川の音を聴くと、絶えず流れる水に、音楽のエネルギーを感じます♪
川を見ながらいろんなことを考えていると、それもまたすべてある目的地に流れついていくようにも感じます。
音楽のインスピレーションもまるで川から自然に流れて降りて来るように感じます☆
小雪の降る道を帰りのバス停まで1時間くらい歩いたことがありました。
寒さをしのぐため帽子を深くかぶっていると、自分の中の声がよく聴こえました。
しばらくすると雪がやみ、帽子をとりました・・・
天高く大空を見上げると、吉野の山に囲まれていることに気付きました☆
『レイキ』を感じることもできそうです♪
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