2012年2月26日日曜日
だっぷ☆のロックとは♪ その⑥
音楽を求めていると、起源をさぐることに興味を持ちます。
私は初めてロックを聴いた時の衝撃を覚えていますので、
音楽に携わっている人たちは衝撃の体験を通してそれを引き継いでいるようにも思えます♪
高校生の時、AC/DCやVan Halen 等 大きな音を出すアーティストを好んで聴いていました。
それはまた、大きい音、と言うだけで興奮していたのかもしれませんが、今でも彼らの音楽は大好きです。
彼らにもロックの動機があるはずです♪
また同時に、多大な影響を他のアーティストに与えていることも疑いの余地がありません☆
時代を超えて世の中に語り続けられる音楽には、引き継いでいかないといけない何かがあるのだと思っています♪
古典には、そのヒントが隠されていると考えているので、
私はクラシック音楽や歌舞伎、バレエ等を良く見に行きます。
バレエの起源は、宮廷で遊女の踊りをバルコニーから貴族が眺めることで余興として扱われたのが最初と言われています。
当時の『不良』がどれほどかっこよかったのか?を引き継いでいることでしょう☆
私がこのように感じて、初めてバレエを見た時、『ロック』は確かに存在していました。
バレエに感じる起源は、『音楽と踊り』です♪
この切り離せない二つを最高の芸術に昇華させていると感じています☆
私のバレエに対する衝撃は以下のような『ロック』の部分でした♪
歌舞伎よりも歴史があり
ポップアーティストのコンサートよりもカジュアルで
映画よりもプロフェッショナルであり
ヒップホップダンスよりモダンで
フィギュアスケートより美しく
クラッシック音楽より古典的で
ミュージカルよりファンタジックであり
そして、何よりも究極のセックスアピールである
音楽に私が求めているものなのかもしれません
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ク ラシックバレエのドンキホーテを素材とした作品。 プロローグ、1幕、2幕の構成はバレエの演目と同じである。 6つのプログラムにて、それぞれのストーリーが展開されている。クラッシックの演目をロックで表現したことでだっぷ☆ロックの新たな可能性を感じさせる作 品となっている。 プロローグは旅を続けるドンキホーテの哀愁を表現した。
2010年の作品
2012年2月20日月曜日
だっぷ☆のロックとは♪ その⑤
恵比寿によく行くバーがあります。
先日、バーテンのひとりに聞かれたことがあります。
『どんな音楽を創っているのですか?』
よくされる質問ですが、答えることに難しさを感じます。
私の心の中では、それは、
『ロックです!』 と簡単に答えれるのですが、
意味が伝わるのか戸惑いを感じるのです。
この仕事をしていると、簡単に答えることができなくなっています。
少なくとも私に興味を持っていただいた質問でもありますので、
きっちりと伝えたいと思うからでしょう♪
最初にこのように答えている感じがします☆
『プロデュースするアーティストによって創る音楽は変わります。
その人を表現できる音楽になるでしょう。
私自信の音楽を創る時は、今考えていることが音楽に表現されるでしょう。』
いつもこの答えには、新たな質問を生みます☆
バーテンとの会話でも、
ひとつの質問が次の質問を生み、
結局は、今考えていることに集約されていくようになります♪
私の音楽の創作過程でも、同じように展開します☆
ひとつの音が空間に放たれる時、次の音が自然に浮かんでくる・・・
この繰り返しで表現をしていくことが、
今考えていることを表現することになっていると思っています♪
仕上がる楽曲は予想できないことが多いので、
創作過程で何が生まれるかをワクワクして待っているほどです☆
『今の私は何を考えているのか?』
この興味は私の創作活動をスタートさせます♪
その答えが私の表現力にもつながります☆
揺れる『ロック』が、自由に次の音を探している感覚を楽しんでいます☆
バーではアルコールを程よく体に入れ、揺れる感覚も楽しんで会話をしました♪
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『LIVE TOGETHER』
何万年後だろうか?
この地球を訪れた知的生命体は、地球に人類が住んでいた証拠を遺跡から発見した。
彼らはそこで、機能的に計画された都市が存在していたことを推測する。
医学や科学も発展させ、共通の価値観を持っていたとも思われる。
しかし同時に、争いのつめ跡も残っていた。
互いを滅ぼし合う戦いも存在していた。
なぜなんだろう?
みんなで一緒に生きようとしたんじゃないのか?
子供に未来を託したんだろう?
2001年9月11日のNYの事件が楽曲の動機になっています。
DAPプロデュース
2012年2月16日木曜日
だっぷ☆のロックとは♪ その④
私にとっての【ロック】とは【生き方】の表現方法であると考えています♪
大学生のころ、気になる女性の前でピアノを弾いたことがあります。
彼女に聴かせたいという気持ちが強く、練習を続けてきました。
ショパンに影響されてピアノを耳コピー(楽譜からではなく、音楽を直接聴いて練習する)しました。
彼女は音大生で、ピアノを専攻していました。
ロックミュージックに夢中だった私が、彼女の前でピアノを弾くことは大きなプレッシャーでした。
ピアノの技術というよりも、私がピアノを弾くということで何かが伝わると思っていました☆
今考えると、私の【ロック】の原点がここにもあったと思っています♪
しかし何曲か演奏をしたあと、彼女は意外な言葉を口にしました。
『何で楽譜を見ないの? 全然楽譜とおりに弾いてないね』
彼女には結局ふられてしまったのですが、それ以上にこの言葉はショックでした。
私の期待する言葉と程遠かったからです。
私はこころの中でこのように思いました。
『何で楽譜を見る必要があるのだろうか? 楽譜とおりに弾いて面白いのか?』
プロのピアニストが楽譜とおりに弾いていないことを私は知っていました。
なぜなら、私はそれを聴いて練習し、弾けない音は無視して自分なりにアレンジをしたからです。
彼女は楽譜と同じように弾くことを目標にしていたのでしょう。
『ピアノ』という楽器が好きだったのでしょう。
私は『音楽』が好きだったのかもしれません♪
音楽を通じて彼女に特別な気持ちを伝えたかったのです☆
音大生だった彼女のピアノは素晴らしかったです。
それは、私の耳が彼女の技術以外のものも聴いていたからだと感じています☆
技術があるから表現できることは分かっていますが、
もっと大切なものがあると思っています♪
【生き方】の表現方法として、私は『音』を必要としているのかもしれません
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DAP作曲のクラシックピアノ小曲第一弾です♪
こぐま座の2等星『polaris(ポラリス)』がテーマになっています☆
今世紀の北極星は『ポラリス』です☆
この時代を生きていることを後世に伝えます♪
2012年2月10日金曜日
だっぷ☆のロックとは♪ その③
体が揺れること、【ロック】のルーツであると、前回書かせていただきました♪
音は周波数(波)で伝わって響くということを知ることは大切だと思っています。
ライブでは、人間の耳には聞こえない音も沢山再現されています。
例えば、耳に聞こえないベースの低音がスピーカーを振動させて、
風をつくり、最前列のオーディエンスの髪型を変えてしまうことがしばしばあります。
このような響きも含めて音は伝わり、臨場感を生み出すのではないでしょうか?
私たちの体内の70%近い水分も、同じ周波数で振動して揺れているのでしょう♪
この物理は音楽にとって大切な要素だと思っています☆
有史以前にも、このような響きを大切にした音が存在していました♪
モンゴルのヤギ追い(ホーミー)は、口で高音を、喉と鼻で低音を同時に出すことができます。
ヤギはこの音を聴いて涙を流すと言われています。
きっと安心して聴ける音なのでしょう。
ブルガリアンボイスは、3人の処女が種まきをする時に歌うという風習です。
植物に音が響き、そして豊作が期待されるというものです。
声変わりする前の女性の高音域は3000Hzに近く、人間の脳にアルファ波が生まれやすいと言われています。
植物にも関係がないとは思えません☆
古代から、経験を生かして続いている風習は、『音楽』の始まりを予感させます♪
モーツアルトの音楽も3000Hzに近い音が多いことから、
胎教に良い・・・と言われているのもこのためです。
このことは最近分かったことです。
しかし、クラシックが好きでない人には、響かないかもしれません☆
音の響きの多様性は人間の知恵だと思っています♪
素敵な音の響きが、体内を揺らし(ロック)、
動物だけではなく、植物でさえも気分が良くなるのでしょう♪
『あなたは、宇宙のリズムに合わせてダンスしている』(*1)
私も、響くロックに挑戦しています
(*1)ディーパック・チョプラ著 『迷った時は運命を信じなさい』より引用
2012年2月3日金曜日
だっぷ☆のロックとは♪ その②
【ロック】とは、現状否定の不良のイメージが私にはあります。
子供のころ、ロックアーティストを見て、かっこいいと思いましたが、
それは不良にあこがれたからだと思っています。
『彼らは、かっこいい、彼らみたいになりたい』、と・・・・
大学生になってもロックが好きでした。
この時に、ふと考えたことがありました。
彼らは、自由に自分の言いたいこと、やりたいことを主張している・・・
子供のころに、不良にあこがれた理由は、彼らが【自分を表現していること】だったのです。
アーティストと呼ばれる人たちは、何かを伝えることが使命だと思っています。
その才能を表現する必要があるからだと思っています。
音楽も表現方法のひとつでしょう♪
ベートーベンも、大衆に音楽を聞かせたかったことを理由に宮廷に反発して、
権威や宗教にとらわれない考えを持っていました。
モーツァルトも不良音楽家で有名です。
私は、クラシックもロックとして聴いています♪
オーケストラでは、指揮者が体を揺らして彼らに表現を伝えていることに注目したいです。
私にとってロックとは、【生き方】だと思っています。
もし、指揮者が【生き方】を表現しなければ、
彼が指揮棒を上げただけで、コンサートマスターは楽器を持ちあげることはしないでしょう。
カラヤンは、レッドツェッペリンの『天国への階段』は完ぺきなコード進行であると言っています。
彼の【生き方】が、音楽のジャンルを超えてこのような言葉に表現されたのでしょう。
私の考える【ロック】とは、【生き方】であり、【自分を表現すること】であると思っています。
もし、モーツァルトが現代に生きていたら、ロックミュージックをやっていたでしょう。
ジョンレノンが中世に生きていたら、多くの名曲がクラシックで聴くことができたでしょう。
そして、私も【ロック】していきたいです♪
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『A white color little star - DAP 』
2001年ニューヨーク等で起きた同時多発テロがモチーフとなった作品をPV化。
『あれから100年、世界はひとつになった。
2101年-新たな価値観は【生き続ける】こと、歪みは白色矮星のように変形して』 ・・・
white color little star を直訳すると、白色矮星。
事件の大きさのエネルギーを星の究極にたとえて、取り返しのつかないことへの怒りと、未来への警鐘を歌った曲。
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