DAP作曲のクラシックピアノ小曲第一弾です♪
こぐま座の2等星『polaris(ポラリス)』がテーマになっています☆
今世紀の北極星は『ポラリス』です☆
この時代を生きていることを後世に伝えます♪
『 polaris 』 #2-2
『polaris』については、宇宙に響く音♪ その② にてブログで書きました♪
http://ameblo.jp/dap-project69/entry-11030956020.html
今回はこの曲の作品意図を書かせてもらいます☆
こぐま座の2等星『polaris(ポラリス)』がテーマになっています♪
現在の北極星が『ポラリス』です。
3つの恒星が互いに廻っている3連星といわれています。
そこで、拍子を3/4としました♪
リズミカルな3拍子で、ポラリスを中心に星が廻っていく様子を表現しています☆
3つの星のうちのひとつは、主星に近くて現在の技術でも見ることができないとのことです。
3連星を意識して、テンポを♪=111 にする予定でしたが、見えない星を考えて、♪=110と決めました。
前半のメロディーは、ポラリスを中心に星が廻っている雰囲気を出すため、
なめらかな円を描くようなアルペジオで構成しました。
中盤以降の展開では、『ポラリス』が北極星から外れていくイメージを考え、
ワルツのリズムで、軽やかに天空を舞い去る『ポラリス』を表現しました。
宇宙の悠久の回転運動は、人間の一生を一瞬にさせます♪
ベガが北極星となる12,000年後に、ポラリスはベガからは遠くはなれ、こぐま座のα星(星座で一番明るい星)として
その時代の動物たちを楽しませてくれるでしょう☆
楽曲は、ショパンやサティのピアノ曲のように、短い練習曲風でアレンジを考えました。
『#2-2』というサブタイトルは、私が書いたピアノ小曲の作品順につけたものです。
楽譜を作り、運指も考えて作っています。
ピアノが好きな人に是非、弾いていただきたいと思います♪
PVではクラシック然とした楽曲を、だっぷ☆がポップに演奏しています♪
スタジオがある恵比寿は、サッポロビールの本社で有名です。
そして、同社のイメージロゴの『☆』はポラリスを意味しているとのことです。
ピアノの上のビールは、このことが理由となっています。
ポラリスの3連星のうちひとつは確認できないことから、2本になっています。
楽曲の終盤では、ポラリスは天空を旅して北極星からはなれていくことから、このビールも無くなっています。
ここでも、だっぷ☆はロックを忘れません♪
クラシックピアノ小曲の第2弾として『curx(南十字星)』も書いています☆
*歳差運動(回転運動のひとつ)
コマが回っている時に、中心軸がゆっくりと傾きながら廻る現象のことを言います。
この回転はコマの回転とは逆方向に廻ります。
地球も自転して(24時間で1周)いるので、地軸がゆっくりと自転と反対方向に廻っています。
これを歳差運動といい、北極側の地軸の方向にある星が変わっていく理由となります。
地軸は25,800年の周期で1回転しているとのことです。
古代エジプト人もこの動きを知っていたといいます。
私は『音楽』で歳差運動を表現したいと思っていましたので、ポラリスが北極星である今世紀に
この曲を残す意味があるのです。
2011年12月28日水曜日
2011年12月23日金曜日
だっぷ☆の響き♪ その⑨
『 Pluto ~ the incarcerate lights ~ 』 冥王星 ~幽閉された光~
冥王星 Pluto
11の天体の中では最も遠い星で、太陽の光がわずかに届く暗闇につつまれた星です。
公転面の軌道は太陽系とずれていて、月より小さい天体な故、準惑星と呼ばれています。
発見されてから、冥界の星として存在感を示し、現在でも占星術では重要な意味を持ちます。
大きな衛生カロンを従え、太陽系を彷徨うプルートには、暗闇と死の世界が付きまといます☆
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彼のパワーストーンの作品『プルート』では、ラブラドライトと呼ばれる透明の石が使われています♪
その石は光の反射角度が変わると、青い光を放ちます☆
素敵なその石は、まるで光を一端閉じ込めてから、美しく輝かせているようです♪
楽曲の組み立てについては次のように考えました。
石の構成にも見られるように、グレーや黒を基調とした趣や、冥界の佇まいがピアノを連想させ、
『 AIGA LIGHT 』ですでに音色は決めていました♪
光を閉じ込めること、すなわち闇を吸い込むことで呼吸をしている様子をひとつのテーマで表現しました。
ダークマターの音色が闇を呼び込みます♪
中間部はテーマがドラマへと変わっていく場面です。
闇の神が言います。
『 朽ち果てたように見えるのは、光を閉じ込めているからです。
私たちがなぜここにいるかわかりますか?
光を集めて、それを愛に変えているからです。
そしてそれを宇宙へと放っているのです。 』
再び、テーマが静かに訪れ、放たれた愛を見送ります♪
冥王星の神は冥府の王とも呼ばれます。
彼は、ラブラドライトのように、光を取りこんで愛という光を放ち、
それを受けた万物は美しく輝けるのです☆
サブタイトルはセラピストの彼が『 幽閉された光 』と題しました
完成された楽曲はこちら↓↓↓です☆
AIGA partⅡ『 Pluto ~ the incarcerate lights ~ 』 冥王星 ~幽閉された光~
PVでは、冥界の愛を表現しています♪
2011年12月19日月曜日
だっぷ☆の響き♪ その⑧
『 Mercury ~ fairly of the water ~ 』 水星 ~水の妖精たち~
天然石アクセサリーの天体シリーズに贈るテーマ曲『 AIGA 』に続く作品は、その個々の天体を表現することです♪
11の楽曲もそれぞれテーマを持ち、組曲として構成する予定です☆
最初に登場するのは、水星『 Mercury 』です♪
セラピストの彼が作品を手掛けた順番に合わせています。
楽曲の組み立てについては次のように考えました。
水星の公転周期が87日なので、テンポを87/分としました。
音は『 水 』をモチーフにシタールの持つ水面を跳ねるような音色を前作『 AIGA 』にて選んでいました。
またこれらの小曲には、ダークマターの音、ガスの音、も前作と同様に入れていこうと考えています。
太陽系天体の共通の『 音 』が、全体の世界観をつくり出します♪
メロディーやリズムを作るのが、シタールの水星音だけなので音を重ねることで、リズム感を創り出しました。
水を飛び跳ねるイメージが、妖精たちが踊っているようにも聴こえ、
サブタイトルに『 水の妖精たち 』を加えることにしました♪
dap-note
水の女神は天と地を創り、そして『 愛 』を創り続けていきます。
妖精の子供たちは、『 愛をください 』と水の女神に訪ねます。
女神は言います。
『 すべての愛は水の中から生まれます このブドウもそうです 』
愛を受け取った妖精たちは『 水の妖精 』になって、女神に礼を言い、宇宙へと旅立っていきます。
楽しい舞台の一幕のような雰囲気は、妖精たちが踊っているようにも聴こえます♪
そして、彼の創った青を基調とする複数の石が、
明るく楽しくデザインされていることに共感すると思っています
完成された楽曲はこちら↓↓↓です☆
AIGA partⅠ『 Mercury ~ fairly of the water ~ 』 水星 ~水の妖精たち~
2011年12月14日水曜日
だっぷ☆の響き♪ その⑦
『AIGA LIGHT ~愛河~』 その③
楽曲の組み立てについては次のように考えました。
パワーストーン浄化のために使われる『クリスタルチューナー』は、地球の固有振動数と共鳴する4096Hzであることから、その倍音である126をテンポに設定しました♪
音色は、11のそれぞれの天体について固有の音を選びました。
例えば、火星は『戦い』をモチーフにエレキギターをディスト―ションした音、
水星は『水』をモチーフにシタールの持つ水面を跳ねるような音色を・・・
このようにして11の天体が持つ『音』を決めることから始めました♪
楽曲は大きく3つのパートに組み立てることで、作品にストーリーを持たせることにしました。
だっぷノート(楽譜)は細かい文字でいっぱいです☆
前半部 『天体の誕生』
ビッグバーンから始まり、ダークマターの音、ガスの音、そして天体の音が加わることで星の誕生を表現しました。
天体の『音』が出現する順番は、彼がパワーストーンを製作した順番に合わせました。
天体が物理の法則に従ってガスを引き寄せ回転するイメージを作るため、
左右に音を振り廻し、回転しながら加わっていく様子を表現しました♪
ここでは、ダークマターと太陽の音だけはセンターに配置しています。
音はリズムが中心となり進んでいくことで、ダイナミックで武骨なオープニングになっています♪
次第に『音』がセンターに集まって、太陽系の原型ができるまでの様子を表現しました☆
中間部 『天体のダンス~灼熱~女神の発現』
太陽系を回転する天体のダンスが始まります♪
11の音は同じリズムで、全体がひとつの意思を持つように仕上げました。
楽器の音色が特殊なうえ数が多いので、賑やかなワールドミュージックのような雰囲気です♪
ヒートアップした天体達は、灼熱のエネルギーを出し続け、変化していきます。
この部分はあらゆる生命をも寄せ付けない、高温・高圧の原始惑星を表現しています。
灼熱の火星の音がリズムを引っ張っていきます♪
そして太陽のエネルギーが地球に注がれていき、そのふたつの天体の音はユニゾン(同じ音を刻む)で
力強く楽曲を進めていきます。
太陽系は次第に温度が下がり、安定期を迎え、次の変化に準備します。
リズム中心の楽曲はメロディー中心へと変化し、生命誕生の予感を感じます♪
『クリスタルチューナー』の4096Hzの音で、女神が出現し、生命誕生です☆
『愛』が生まれた瞬間となります♪
後半部 『愛への昇華』
太陽系のエネルギーは、もっとも上質な『愛のエネルギー』へと昇華し、地球上に生命を創り出しました。
ソロパートの部分は、人間の息吹を感じるサックスで感情的、かつ前半のタイトなリズムとは異なる
グルーヴ感を表現しました♪
『モノはどうして存在するのか?』
『ヒトはどこからやってきたのか?』
の問いかけに、
『パワーストーンもヒトも同じモノから出来ていて、【愛】をつなげるために存在する』
という作品メッセージも出来上がりました☆
だっぷ☆の考える『愛』がここにあります
タイトルは、セラピストの彼に楽曲を聴いた印象で決めてもらうことにしていました。
彼は、『GAIA(地球)』という文字を組み替えて『AIGA(アイガ)』という造語を創り出しました♪
そこには、銀河宇宙の響きと、存在が愛に満ち溢れている響き、が重なり、
パワーストーンの芸術作品と共に『AIGA LIGHT(アイガー・ライト)』と名付けられたのです☆
完成された楽曲『AIGA LIGHT ~愛河~』はこちらです↓↓↓お楽しみください!!
2011年12月7日水曜日
だっぷ☆の響き♪ その⑥
『AIGA LIGHT ~愛河~』その②
先ずは天体に関する先入観を拭い去るために、太陽系について一から調べることにしました。
天体の外観や、歴史的知名度、物理的な状態、観測の歴史・・・等など。
このような事実の把握から、太陽系全体に共通するイメージが導きだされて、楽曲へのヒントとなると思ったからです♪
先述した11の天体について、太陽は恒星、月は地球の衛星、冥王星は準惑星と呼ばれ、
科学的解釈からは統一性がないことは確かでした。
しかし、古代から人々は星の観察を通して、これら11の星が占星術の重要な天体であることに気付いたのです☆
私たちに身近で、多くを語られてきたこれらの星には最大の共通点があったのです♪
占星術師のケプラーが、惑星の軌道について物理的な法則を導きだしてから
コペルニクスの天動説(地球は太陽の周りを廻っている)が一般常識になったと言われています。
この時、宗教的な概念や、集団的無意識の価値観に大きな影響を与えたと言われていますが、
占星術にとって、その太古からの観察に大きな影響はなかったのでしょう。
科学技術が進化して観察がより進んでも、歴史を通じて一貫した思想には、語り継がれてきた親近感があります☆
東洋思想の7曜は、天球をめぐる遅い順番で決められていたと言われています。
それは、土星で始まり、月で終わるというものでした。
パワーストーンアーティストの彼がこの作品を手掛けた時、最初に創ったのは『水星』でした。
次に創ったのは『冥王星』でした。
この順番が作品構成のルールとして意味付けができるのでは?と考えました☆
また、太陽系の概略図を見た時に、軌道に載っている天体が5線譜の音符に見え、
さらに、8個の惑星と5個の準惑星で構成されていることが、
1オクターブの音階の白鍵と黒鍵の数に合っているのに気付きました☆
ここからも音楽的なリズムを感じることができたのです♪
彼は、月と金星に女性的なイメージを作品で表現しています。
天体についている神様の愛称や、天体のマーク、五行思想や神話の中に伝えられてきたイメージが色や組み合わせを決めて行きます。
例えば、火星は『マーズ』で親しまれていて、戦いの神様として男性的なイメージがあるといいます。
五行では『凶星』として戦争や積極性等をも意味していました。
赤の(チェリークォーツ)不揃いの石を選ぶことで、ゴツゴツとした質感を表現し、それはまるで溶岩のように動的な作品にも見えます♪
しかし、キラキラした赤い石(ゴールドストーン、レピドライト、サンストーン)を選んでいることで、
女性が身に付けても違和感のないデザインに仕上がっています♪
その発想が楽しいからポップで親しみやすくなるのでしょう☆
パワーストーンはその人の分身のようなもので、身に付けることでアイデンティティーが語り継がれていくような気がします♪
自分に合う唯一の作品を身につけたいものです☆
彼に問いかけました。
『火星』のデザインは毎回同じなのですか?
答えは、
『創る時によって変わるでしょう』
悠久の時をかけて今在る『太陽系の天体』は、今でも変化し続けていきます♪
止まることなく常に動き、歴史の中でヒトが誕生しました☆
『音』で表現するテーマがここにあると感じたのです♪
その③に続く
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